オセロニア「論」

思考や情報の整理のために書いていきます。

【オセロニアは10周年】10周年を記念したけいじぇい氏のプロデューサーレターが僕の中で話題に

遅筆ですみません。バレンタイン・フェスタ、始まっちゃいましたね(汗)。

さて、時は少々遡りまして、リリース10周年となる2月4日に5年ぶりのプロデューサーレターがゲーム内で公開され、X(Twitter)などで話題を集めていました。

けいじぇいさんの想い出深い駒とともに10周年を断片的に振り返るその内容は印象深く、ゲーム内ニュースとして一時的に公開されて終わりでは勿体ない気がしたので、ひとつの記録としてここで記事に取り上げさせていただきたく思います。

「けいじぇいの思い出深い駒ベスト5」

本記事ではまず、5位のキャラクターから順番に筆者の感想や補足情報などを補いつつ、けいじぇいさんのコメントに触れていきます。そして本記事の最後には、オセロニア10周年の貴重な資料として、プロデューサーレターの原文を掲載させていただきます。

5位 ムーニア

2016年8月に開催された第1回カップ戦「サマーシャイン杯」の報酬駒、「ムーニア」が5位。

オセロニアリリース当初、けいじぇい氏は現職のプロデューサーではなく開発側のディレクター職という立場におり、そこで最後に開発してリリースに携わったのがカップ戦だったことから思い入れがあるということだそうで。

毎回のカップ戦前哨戦におけるけいじぇいさんのやり込み度合いは、カップ戦というコンテンツに対する思い入れから来ているのかもしれないですね。

また、ムーニアエンデガグエリアスブランジェッタなどの初期カップ戦報酬キャラクターは、けいじぇい氏が命名やキャラクター設定まで担当しているそう。これらのキャラクターは、オセロニアのごく初期の駒でありながら名前の響きやキャラクターの立ち具合が印象的で、けいじぇいさんセンスあるなぁ~という感想を持ちました。

4位 ニケ

「負けてる時ほど面白い!」というキャッチコピーを体現するキャラクターとして実装されたニケが第4位に。

「逆襲のピンチパンチ」というスキル名の命名や、残りHP5%以下で異次元な火力を発動するロマン砲のスキル内容もけいじぇいさんが設計。ここでもキャラクターデザインの才能を見せつけています。

コロナ禍でリアルイベントが中断した5周年イベントにおいて、そのフィナーレを飾るムービーのボイス録りにおける声優・小岩井ことりさんのエピソードは胸を打つものがありました。

リアルイベントができなくなったコロナ禍、5周年祭典の「大丈夫!きっとまた会える!」のメッセージを乗せたニケの演出はとても心に残っています。ボイス収録の時、ニケ声優の小岩井ことりさんにその意図を伝えたのですが、スタジオで涙を流しながら最高の演技をしてくれました。

そのムービーでは、遠い思い出のように回想されるリアルイベントの様子に続き、暗闇に沈むオセロニア界が映し出されます。

しかし、暫くしてそこに差し込む光。

そして

「そんな顔すんなって」
「会えなくて 不安だったか?」
「会えなくて 心配だったか?」
「でも、きっと大丈夫!」

というニケの声とともに、明転する世界。

「また一緒に、この日を迎えられたじゃないか!」

力強いメッセージで勇気づけるニケの背後に降臨するのは、まばゆいまでの光を纏う竜・ルクセリオン

「さあ、行こう ルクセリオン!みんなの未来を照らすのだ!」
「了解した!」

そして。

「大丈夫!わたしたち きっとまた会える!」

というとびきり明るいメッセージが画面全体を埋め尽くします。

ニケの3闘化解放の演出は、まさに5年前の現実世界を覆っていた暗い、暗い闇に一筋の光を照らすものであり、まさに我々自身の「逆襲のピンチパンチ」を高らかに宣言するものだったのです。

ニケ&ルクセリオンのフレーバーテキストには、沈んだ空気を吹き飛ばす新しい時代への希望が込められていた

恥ずかしながら復帰勢の筆者は5周年イベントにおけるこのニケの闘化解放の演出をこれまで見たことがなく、闘化解放されたニケが、半ば場違いにも取れるほどの明るさに溢れた5周年のじゃんけん(グー・チョキ・パー)を表すイラストだったことも、CVの声優さんの魂を震わせる熱演があったことも知りませんでした。

しかし今こうしてプロデューサーレターをきっかけに5周年大感謝祭のムービーを見に行ってみると、自然と心が動かされ涙が流れそうになるのを感じるのです。

5周年イベントの最後を飾るのは、サプライズの「じゃんけん」

魔闘化ニケは「チョキ」、竜闘化ニケは「パー」を表現している

そんなオセロニアの象徴的な存在の一つであるニケは、皆さんご存知の通り、今回の10周年を機に古株オセロニアンの象徴的存在である伊丹さんの手によって装い新たに登場したのです。

ここまでの一連のストーリーとしてまさに完璧であり、実に憎い演出ですよね。

3位 アポロン

コロナ禍真っ只中の2021年1月に登場したアポロンは、まさに「太陽神」の二つ名に違うことのない突き抜けるような明るさでけいじぇい氏にも希望を感じさせた思い入れの深い駒とのこと。

また、最大チャージ7,000の特殊ダメージ一閃というリーダー性能も当時は突き抜けたものであり、また分かりやすさ(チャージ量は現在ターン数✕1,000 - 500で計算できる)も兼ね備えた新しい世界を感じさせるものだったようです。

2位 ファヌエル/ベルゼブブ

2018年正月の御三家超駒として登場したファヌエルベルゼブブは、当時を知る方であれば様々な感情に見舞われる駒であることは疑いのないところでしょう。

それはけいじぇい氏をはじめとする運営スタッフにとっても同じのようで、どちらかと言えばネガティブな意味で思い入れの深い駒として名前が挙げられています。

特に有名なのはベルゼブブの「先攻4ターン以内に先置きできた場合の勝率82.3%」という、引きがほぼ全てを決めてしまうような驚異的なワンサイドゲームの勝率データですよね。先攻ロスカの圧倒的強さも相まって、対戦ゲームとして成立していない領域に両足を突っ込んでいました。

伝説の勝率データ

また、ファヌエルの壊れ方も大概でした。最大2倍のコンボ導線を盤面の至るところに唐突に出現させながら、それを潰そうとすれば通常・特殊をほぼ半減させる防御力も同時に提供。今みたいにダメージ種が多様ではなく、多くのデッキが通常・特殊ダメージを基本としていた時代に対戦相手ができたことと言えば、合計3体も出現するエスペランサの召喚場所がまだマシな位置になることをただただ神に祈りつつ戦うということのみ。本体の5,000ライフバも当時は驚異的でした。

2017年頃にテレビCMを含む各種メディア露出による大型の広告活動の効果や、次々と連発したコラボ等の施策により、右肩上がりでユーザを伸ばすことに成功していたオセロニアですが、あまりに酷すぎる対戦環境が続いたことで、2018年以降に多くのユーザが離脱することに。何を隠そう、この私もその1人でした。

この時代をきっかけとしてオセロニアはシーズン制へと移行し、ユーザとの対話や共創を取り入れつつ対戦環境調整を適宜行っていくというゲームへと進化を遂げました。結果論ではありますが、そのきっかけとなったファヌエル/ベルゼブブが2位でした。

1位 アズリエル&骨三郎

アズリエルは私がオセロニアを始めた2017年には既に大人気キャラクターで、今に至るまでずっと人気であり続けるキャラクターのひとつ。

アズの可愛さや二人の掛け合いの面白さ・空気感だけではなく、しっかりと強くて実力が伴っていたところが長く愛されるポイントだったのかなと思います。

素のATKが高く、盤面にポン置きで4,200の火力を毒で出せるというスキルの汎用的な高性能さに加えて、殴り系デッキと相性の良いコンボを活かすために混合殴りデッキにも編成されたりと、「入るデッキにはとりあえず入れとけ」的な勢いで近代でいうトゥールラみたいな存在の駒でした。

アズリエル&骨三郎は、そしてCVのささきのぞみさん&松浦義之さんも、オセロニアの認知度向上に一番広く貢献してきたペアなのではと思いますね。

プロデューサーレター原文

逆転オセロニアプロデューサーのけいじぇいです。

2026年2月4日(水)をもって、逆転オセロニアは10周年を迎えました。長きに渡ってお楽しみいただき、心から感謝しています。

今日はそんな記念すべき日でもあるので、5年ぶりのプロデューサーレターをお届けします!

逆転オセロニアの10年間をすべて振り返る・・・といきたいところなのですが、とてつもない文量になってしまうので、「けいじぇいの思い出深い駒ベスト5」と共に少しだけ振り返ってみたいと思います。

▼思い出深い駒ベスト5
1位「アズリエル&骨三郎」
2位「ファヌエル/ベルゼブブ」
3位「アポロン
4位「ニケ」
5位「ムーニア」

5位「ムーニア」

2016年8月、記念すべき第1回カップ戦「サマーシャイン杯」の報酬駒がムーニアでした。けいじぇいはオセロニア初期の頃、ゲーム開発の統括をするディレクターという立場だったのですが、最後に開発したのがカップ戦だったので、とても思い入れがありますね。

初回カップ戦はイベント期間こそありましたが、時間制限・対戦制限なし、ずっと走り続けてポイントが高かった者が勝ちという鬼畜の仕様で、とてつもないクレームが来ました。
すぐに時間制限あり・対戦制限ありの改修を行って、それを最後にプロデューサーという立場に移っていきました。実は、ムーニア、エンデガ、グエリアス、ブランジェッタなどの初期カップ戦報酬キャラの命名やキャラ設定も僕が担当しています。

4位「ニケ」

「負けてる時ほど面白い!」逆転オセロニアのキャッチコピーですが、このゲーム体験を表現するキャラとしてニケを作りました。オリジナルのニケは「逆襲のピンチパンチ」の命名やスキル内容なども含めて、僕が作っています。HP5%以下の発動条件は尖りすぎた設計でしたが、今でもロマン砲としてリアルイベントなどで壇上を沸かせてくれていますね。

※5周年最後のサプライズ「ニケ3闘化」

リアルイベントができなくなったコロナ禍、5周年祭典の「大丈夫!きっとまた会える!」のメッセージを乗せたニケの演出はとても心に残っています。ボイス収録の時、ニケ声優の小岩井ことりさんにその意図を伝えたのですが、スタジオで涙を流しながら最高の演技をしてくれました。

※10周年ニケの初期案

そんなニケは、今回、オセロニア10周年の象徴でもあります。まさかのけいじぇいポーズ!
どんな形で、10周年に登場するのか楽しみにしていてください。

3位「アポロン

2021年1月登場のアポロンは、僕の中でコロナ禍を象徴する駒です。
コロナ禍が1年経過し、ついに無観客での5周年イベントが目前に迫る中、太陽をモチーフにした突き抜けるように明るいデザインの超駒アポロンは、当時すごく希望を感じさせられました。
8ターンチャージ最大7000ダメージのリーダースキルは注目度も高かったですね。

普段、ダメージ計算を全くやらない感覚派の僕ですが、アポロンリーダーの時だけはすごく計算しながら対戦するので、「ゲームにとってわかりやすさって大事だな」と思い出させてくれる、実はお気に入りのキャラです。

2位「ファヌエル/ベルゼブブ」

2018年1月登場のファヌエルとベルゼブブは、間違いなく、オセロニアの大きな分岐点でした。

※2019年8月「新着オセロニア!Season 0」

特にベルゼブブの先攻4ターン以内に置けた時の勝率82%というのは対戦ゲームとして成立しておらず、いわゆる「ファヌブブ時代」にたくさんのプレイヤーを失ってしまいました。
なぜこの設計になってしまったのか言い訳はしません。

後に、対戦環境調整を行うシーズン制が生まれるきっかけにもなり、オセロニアを自分たち運営だけじゃなくオセロニアンたちと一緒に作っていくようになるきっかけでもありました。決して肯定していいものではありませんが、その後、オセロニアを10年続けていけるようになるための大きな原動力となってくれた側面があるかもしれませんね。

1位「アズリエル&骨三郎」

2016年8月登場の「アズリエル」がこれほどの人気キャラになるとは、思ってもみませんでした。
今となっては、オセロニアを象徴するキャラだと思いますし、TVCMにも出演してもらったので、世の中で一番知られているオセロニアのキャラかもしれません。

今ではおなじみとなった闘化分岐、いわゆる「3闘化」もアズリエルが最初でした。
4周年の一番の盛り上がりポイントでしたね。

※2025年「年始TVCM」

実は、10周年に向けた準備期間でも、アズリエル&骨三郎と一緒にボイス収録をしました。
ゲームの中?ゲームの外?一体どこで登場するのか、お楽しみに!

「あの駒の話は?」「もっと裏話をしてくれよ!」などみなさんの色んな思いもあると思います。ぜひ、話題の10周年YouTubeショート動画「#みんなのオセロニア10年」をご覧ください!僕だけじゃないオセロニア運営の面々が、それぞれの10年間の裏話を動画にしているのですが、動画コメント欄で大きな反響をいただいています。

僕たち運営だけでは、オセロニアは10周年にたどり着けませんでした。オセロニアンのみなさんと一緒に創ってきたからこそ迎えられた大きな節目だと考えています。ずっと続けてくれた人、最近はじめてくれた人、時々遊んでくれる人、日本全国のオセロニアンみんなで一緒にお祝いしたいと思っています。

僕からみなさんへの、10年に一度のお願いです。
オセロニアから離れてしまったお知り合いの方に「土曜に、オセロニア10周年の配信あるよ」と伝えてあげてください。
少しだけオセロニアを遊んだことがある人、昔、オセロニアが好きだったけどもうやってない人も、どうぞオセロニア10周年に誘ってあげてください。

10周年の最後を飾る、全オセロニアンへの10年間の感謝を込めた特大サプライズ。
2月7日(土)19:00「新着オセロニア!10周年スペシャル」。

今の僕にできることの全てを詰め込んだ、新情報発表です。

逆転オセロニアの、新たなる始まりの起点(ゼロ)。10年の中で出会ったオセロニアンたちと一緒にリアルタイムでお楽しみください!

その他も書ききれないほど盛りだくさんの10周年。2月7日(土) 「オセロニアンの祭典 - 10th Anniversary -」でお会いしましょう!

逆転オセロニアプロデューサー けいじぇい