
逆転オセロニア、10周年おめでとうございます!
次から次へと押し寄せる情報に殴られている、といった感覚だった10周年大感謝祭の新着オセロニアはまさに圧巻でした。
なんとなく「10周年だから情報量やばそう」と覚悟はしてはいましたが、まさか先月の新シーズン開幕に続いて周年でも御三家超駒&新スキルが登場するとは。「やってんな、オセロニア」という最大限の祝辞を述べさせていただくとともに、「やばい記事を書く時間取れないかも…」という焦りも同時に感じている今日このごろでございます。
さて、今日から何回かの記事に分けて、オセロニアの周年イベント「10周年大感謝祭」で明らかにされた新情報についてまとめていきたいと思います。途中で既に始まっている「バレンタイン・フェスタ」の記事も挟むかもしれませんが、しばらく周年関連の記事にお付き合いくださいませ。
10周年はひと味もふた味も違う!周年御三家が登場!

新年の開幕に御三家超駒と新スキルが登場したばかりなのに、周年でも登場するとは。さすが10周年だけあって、規模が違います。
周年イベントでは周年超駒と周年強駒が発表されることが通例となっていましたが、今年はその前例を覆しての大判振る舞いです。
近年の周年超駒と強駒
2023年(7周年):マニア・ハルモニア
2024年(8周年):アマテル・シェラハ
2025年(9周年):サイラス・ジニア
今回新しく登場した超駒は、神:ノヴァ(CV. 斎藤千和)、魔:カイオス(CV. 関 俊彦)、竜:バラナ(CV. 豊崎愛生)というラインナップです。
それぞれNova, Kaios, Baranaと表記するようですが、ノヴァはともかくとして、カイオスとバラナの由来はよく分かりませんでした。
新スキルはリベレーション!

リベレーションスキルは条件A/B/Cの異なる条件と、条件を達成することで発生する3つのオーラスキルを持ったスキルです。
条件A/B/Cの内容と、達成することで発生する効果はスキルによって異なります。
条件A/B/Cはそのバトル中に自分が発生させた特定ダメージ種のダメージ量や、回復量の累計値によって達成されます。
効果は条件A/B/Cをそれぞれ達成した状態で、次の自分のターン開始を迎えた場合に発生します。

リベレーションスキルを持ったオーラ駒が手駒にある間発動する
条件を満たしていても、手駒ロックなどで盤面に出てしまったり、超?マスの効果でデッキに戻ってしまったりして、手駒からいなくなった状態では発動しません。
リベレーションスキルの仕様について
- オーラ駒としてカウントされる
- 罠や魔紋などで相手に返したダメージはカウント対象にはならない
リドロー時などデッキに戻った場合の動作
- リベレーション駒が手駒にない間もダメージ量や回復量は引き続きカウントされる
- ただ、条件を達成しても効果は発動しないし、カウント量も確認できない
- 手駒に戻ってきたときは、デッキに戻す前の状態が継続
- 効果の継続中だった場合はデッキの戻す前の状態から再開
- 効果が終了していたスキルは、戻ってきても再び発動はしない
10周年御三家(闘化)の性能まとめ!
闘化ノヴァ

[星辰の語り部] ノヴァ
印:修羅印
闘化ノヴァは魔10以上のデッキ条件を持つリーダー駒で、新スキルのリベレーションを備えています。
試合中に達成を目指す条件A/B/Cは以下の通り。
条件A:950以上の通常ダメージを与える
条件B:5,000以上の特殊ダメージを与える
条件C:5,000以上の自分のHPを回復する
条件A/B/C達成により得られる効果は以下の通り。
効果A:手駒にある間発動の増加特殊ダメージ(初期値100、毎ターン100ずつ上昇)
効果B:1,500特殊+1,000回復のホーリー
効果C:2,000特殊~2,500毒のベノムマギア
オーラ駒なのであまり関係ないですが、コンボは自分の駒数✕200の特殊ダメージを与えます。
闘化ヘスティアーのように毎ターン100ずつ上昇していく効果Aをベースに、累計5,000以上の特殊ダメージ、累計5,000以上の回復を達成した時点で、それぞれ2,500アドバンテージ、平均2,250ダメージが上乗せで得られます。
初手から950以上の通常攻撃ダメージを与えることができれば、2ターン目から効果Aの発動が始まり、効果Aの累計ダメージは7ターンで2,100、8ターンで2,800となります。効果A~Cのアドバンテージ量を全て合計すると、効果Cを平均の2,250で算出したとき、7ターンで平均6.850(5,850ダメージ+1,000回復)、8ターンで平均7,550(6,550ダメージ+1,000回復)のアドバンテージをオーラから獲得できます。これは、オーラスキルで達成されるアドバンテージ量としてはなかなかの高水準です。

また、条件A→B→Cがそれぞれ相互にトリガするようになっているところもポイント。つまり、条件Aが自動で7ターン:累計2,100の特殊ダメージを稼いでくれるので、効果Bの発動には残りの約3,000の特殊ダメージで良く、さらに効果Bが発動するとそのホーリーによって条件C達成に繋がる1,000回復を得ることができる、といった調子で、A→B→Cへとなし崩し的に達成することができるスキル構成となっています。
A~Cの条件の中で最も達成が難しいのは恐らく条件Cで、条件Bによる1,000回復を除くと追加で4,000の回復が必要であり、より確実な達成にはセーゲルやサイラス、トゥールラなどのS駒の力を借りる必要がありそう。したがってアンチヒールが大敵であり、リーダーアドバンテージのうち約1/3を占める条件Cが未達に終わる懸念を含んでいます。
とはいえ、回復多めの構成であれば8ターンまでもつれ込む可能性は十分にあり、それまでに全条件を達成できれば、オーラとして最上レベルの7,300~7,800アドバンテージ(うち1,000回復)を得ることができるポテンシャルを秘めています。

ATKが1136(+50)とやや低めなところは、このマキュリス環境でやや気になるところ。
しかし、多くの魔10デッキ向けのA駒はATKが高めに位置するリィニ―などを含め、ほとんどがプラスマックスでも1,130以下に収まる水準なので大丈夫です。ケチらずにプラスフェアリー(エリクシール)をきちんと投下しましょう。
ただ、回復は十分に足りているような気もするので、S駒の一枠を現環境で使わない手はないマキュリスにするという方が良いかもしれません?
闘化カイオス

印:導師印
闘化カイオスは魔単のデッキ条件を持つリーダー駒で、新スキルのリベレーションを備えています。
試合中に達成を目指す条件A/B/Cは以下の通り。
条件A:1,100以上の通常ダメージを与える
条件B:2,000以上の吸収ダメージを与える
条件C:4,000以上の自分のHPを回復する
条件A/B/C達成により得られる効果は以下の通り。
効果A:毎ターン600の毒ダメージ
効果B:1,800毒~1,800特殊のベノムマギア
効果C:1,500の毒ダメージ
オーラ駒なのであまり関係ないですが、コンボのエネポイズンは2,000特殊+最大2,000毒の計4,000ダメージを与えることができます。
納涼・メフィストのように毎ターン一定の毒ダメージを与える効果Aをベースとして、累計2,000以上の吸収ダメージ、累計4,000以上の回復を達成した時点で、それぞれ1,800ダメージ、1,500ダメージを上乗せで与えることができます。

初手に1,100の通常攻撃ダメージを与えることができれば、2ターン目から効果Aが発動して、7ターンで累計3,600、8ターンで4,200の毒ダメージを相手に与えます。条件B/Cも達成できた場合、効果B/Cの追加により6,900ダメージ(7ターン)、7,500ダメージ(8ターン)のリーダー火力をオーラスキルから出力できます。
闘化ノヴァと違って、闘化カイオスのリーダーアドバンテージには回復を含まず、火力のみとなっているところが特徴のように見えます。条件B/Cを達成するためにデッキ構成は吸収や回復を意識した構成とし、火力はリーダーの火力やフェルグのディザイアとAフィニッシャー2枚に委ねるという構成をとりあえず考えてみました。このへんは実戦を交えて調整を施したいところ。

条件Bの吸収は条件Cの回復も兼ねているとはいえ、やはり闘化ノヴァと同じく合計4,000回復の達成が一番難しい条件に見えます。リーダーが火力をどんどん吐き出してくれるデッキ特性を考慮して、相手に打点を与えつつ回復も得られる吸収やアビスが相性良好と見て、フェルグ、エリス、エイシェトを軸にデッキを組んでみました。エリスかエイシェトのどちらかをカジミールに置き換え可能かは、実運用を通じて検討してみたいところ。
吸収(回復)しないとリーダー火力が出ない一方で、吸収(回復)スキル自体がそもそも火力が出しにくいということもあり、単に殴ればいいというデッキとは異なり、HP管理を上手くしながら、コンボを上手に活用していかないといけなさそうな点はアビスデッキに似た感じの使用感かなという予感がなんとなくしていますがどうでしょうか。
Aフィニッシャー2体以外はATKが1,100以上となっており、初手にこれらを放出するほどの大事故でない限りは、問題なく効果Aが2ターン目から発動するようになっています。プラスフェアリーはケチらず投下しましょう(2度目)。
闘化バラナ

印:三国印
同デッキ使用制限:ブライダル・アイリア
闘化バラナは竜単のデッキ条件を持つリーダー駒で、新スキルのリベレーションを備えています。
試合中に達成を目指す条件A/B/Cは以下の通り。
条件A:5,000以上の雷撃ダメージを与える
条件B:5,000以上の火炎ダメージを与える
条件C:3,000以上の自分のHPを回復する
条件A/B/C達成により得られる効果は以下の通り。
効果A:1,500の雷撃ダメージ
効果B:2,500の雷撃ダメージ
効果C:2,500の火炎ダメージ
オーラ駒なのであまり関係はないですが、コンボスキルは最低保証付きで100上昇のオルス形式を持つ最大4,200の雷撃ダメージです。
闘化バラナはノヴァやカイオスとは違って継続ダメージの効果は無く、条件を達成した時点でまとまった火力が発生するというものになっています。そして、累計5,000以上の雷撃、累計5,000以上の火炎、累計3,000以上の回復がそれぞれA/B/Cの条件となっています。
現状の竜単条件の駒プールを見てみると火炎ダメージと回復は豊富ですが、雷撃ダメージの出力駒が不足しているように思えます。このへんは魔竜という新条件を世に問うたオイフェ登場時と同じく、今後の駒追加によって補充されていくものと思われます。
そして、闘化ノヴァと似て、効果Bの雷撃ダメージが条件Aの達成トリガにもなり得り、条件B達成後には条件A達成のための残り雷撃ダメージが2,500に目減りするため、まずはフィンなどの火炎駒を中心に条件BおよびCの達成を目指していく戦略が良いのかなと机上の考えを膨らませております。
とは言うものの、7ターンを想定したとき、条件A~Cをすべて達成して得られる合計アドバンテージ量(ダメージ量)6,500は周年御三家の中で最も少なく、駒プールの不足も相まって、現状では今回の御三家(闘化)のうちで戦闘力は最も低そうな気がします。
今後の強化に期待ですね。
10周年御三家(進化)の性能まとめ!
進化ノヴァ

印:叡智印
進化ノヴァは混合殴りデッキ用パワーガードスキルを備えています。表になっている3ターンの間、1.2倍のバフを掛けながら、通常・特殊ダメージを78%にカットします。
コンボは自分のキャラ駒参照で1.25倍ずつ上昇し、最大1.9倍の攻撃力アップです。
3ターン続くほぼシェムケリーの防御効果は、補正や対面デッキによっては抜群に刺さる可能性があり、混合殴りデッキが本格的に火力を発揮する中盤~終盤の耐久性を確保しつつ、殴りを畳み掛ける時間を与えてくれます。
スゥのディザイアが発動する2ターンにパワーガードを上手く合わせることができれば、ディザイアと合わせて1.56倍のバフ量をオーラバフに追加で乗せることができます。
マキュリスやテルミオスの跋扈でやや向かい風ではありながら、それでも存在感を放つポポリス混合デッキのダイレクトな強化であり、特に補正を選べば素晴らしい活躍ができる駒かなと思いました。
進化カイオス

印:天界印
進化カイオスは、なんと魔殴りデッキ用として初の貫通スキル持ちです。新着で発表時にも会場がどよめいていましたよね。
スキルは自分の魔駒数✕1.3ずつ上昇し、最大2倍バフ+貫通効果となります。
まずステータスが高く、HP2,525は闘化エイシェト(2,530)に続く高水準。闘化エイシェトはスキルがチャージだったので、スキルの慣例的に高HPだったのは納得なのですが、特別そうでない進化カイオスもHP2,500台に入ってきたことで、新世代リーダーの進化マキュリス(2,652)を皮切りに魔殴りデッキが新時代に突入したことを伺わせるステータスです。
貫通によって罠やシールド耐性を獲得したことに加えて、素のATKも1,590と他の魔殴りS駒よりも高く、アベル、テュポーンなどの獄炎に対する抵抗性も手に入れたことに。
火力は✕1.4倍リーダー時に4,452、✕1.45倍リーダーで4,611であり、ベルゼブブの最大火力よりも若干高く、1回チャージしたエイシェトよりも少し低い程度の数値というイメージです。
コンボは固定の1.9倍で、2.0倍を超えてくる他のS駒と比べると伸びはないものの、安定したコンボ火力が期待できるものとなっています。
これまで魔殴りデッキは一部のコンバート駒を除いて、基本的に罠やシールド等に対する対抗策を持っておらず、編成での対策が比較的しやすい類のデッキだったと思いますが、進化カイオスの登場はそこに一石を投じることになりそう。
基本的には通常攻撃のほぼ1本足打法で、テルミオスを始めとする適応型フォースが直撃していたであろう魔殴りデッキにとって、希望の強化となったのでは?
進化バラナ

印:戦国印
進化バラナは、竜血デッキ用のヴィジョンスキルを備えています。
これまでのヴィジョンスキルの流儀に則り、進化バラナを盤面に置くとき、「3枚のうち1枚を選択して手駒に加える」という追加効果を使用できるかを選択できます。代償はノエイン&イニス、ナハトグリド、リーゼロッテの御三家(A駒:500、S駒:1,500)とはやや異なる数値で、闘化エルニャと同じくA駒選択時の負担が軽くされたA駒:300、S駒:1,500となっています。
追加効果使用時の代償
A駒選択時:相手に300のバリア展開
S駒選択時:相手に1,500のバリア展開
進化バラナの基本効果は2ターンの剛火竜術スキルで、竜血を1ターンに5消費し、HPに応じて2,000通常ダメージ~2,400火炎ダメージの間で割合が変化するダメージを与えます。
コンボは血気火竜術で、2,000の火炎ダメージがベースとなりつつ、バトル中に消費した竜血✕100ずつ上昇し、最大で3,500の火炎ダメージを与えます。竜血15消費で最大火力が出せる計算なので、スキルで最低10消費はされていることを踏まえれば、竜血5消費以上のスキルを使ってコンボに繋げることで即座に3,500のダメージが得られるということに。
スキルが血気〇〇術系だと、竜血未消費時の事故を気にする必要があって面倒なのですが、ニューイヤー・フォシィと同じくスキルで竜血消費し、コンボに血気〇〇術系スキルを持つという構成が実用上とてもスムーズで使いやすく、良いスキル構成だと感じますね。コンボで竜血消費がないことはとても偉いです。
2ターンスキルとはいえ、4,000~4,800のダメージを比較的軽い10の竜血消費で与えつつ、必要に応じて次ターンのドローを選べることで、闘化マシュカリーダーの実装で強まった竜血デッキの駒投げ傾向をさらに加速させることになりそう。

初手にヤンドーラ/ムンチャーを引き込めばいきなり7,500超えのダメージを叩き込める闘化マシュカの竜血デッキは、相手からしてみれば6ターン分チャージしたアポロンをいきなり初手から叩き込まれているような感覚で、さらにバラナが通常込み5,400以上削ることを思えば、ヴィジョンでもう1枚S駒を引き込むことによる1,500のダメージレース上の譲歩はほとんど問題にはならない筈です。
トゥアンの実装によって、それまで忘れ去られていたブライダル・アイリアという駒が再発掘され、竜血デッキのテンプレート化されて多くのユーザが彼女目当てにガチャを回した中、そんな再発見をユーザから取り上げてまで運営が目指した竜血デッキ像がこのような加速した駒投げデッキで良かったのか、については大いに議論の余地があるとは思いますが、逆に言えば竜血デッキに対する高火力のヴィジョン駒実装はぶん回ったときの止められなさをそれほどまでに強化するものだと考えます。
また、マキュリス環境ということを考慮に入れると、下ロックに滅法弱い竜血デッキ ※1 にとって、オーラ下の駒を手駒に準備しておくという目的にも適しています(私はオーラ下ATKのいくまを新たに作りました)。
※1 竜血デッキのA駒はATKが高く、ヤンドーラやグラスムンチャー、アベルなどがすぐに釣られる傾向
直接的な火力やスキル/コンボの構成の優秀さだけでなく、ドローを安定化させて試合を優位に進めるという側面で見ても、まさに新時代の竜血デッキにスタメンとして編成できる性能かなと個人的には思います。
まとめ
まるで、10周年大感謝祭の情報大放出の序の口とでも言わんばかりに、周年イベントにおいて初の御三家が登場したことには驚きました。
そして、その性能は進化も闘化もしっかりと強く、10周年を迎えたオセロニアが新たな高みを目指していくという気合を十分に感じられるものだったことも印象的です。これらの駒の登場が、環境に対してどのようなインパクトをもたらしてくれるかには注目したいところ。
続く記事では、周年S駒&A駒、闘化解放ラッシュ、1,000体の駒アップデート、様々な周年の催しなどなど、盛りだくさんの内容を順番にまとめていけたらなと思っていますので、気を長くして(笑)お待ちいただければと思います。