
何かと忙しかった7月、記事に書けぬまま置き去りにしてきてしまったイベントを振り返ろう企画第4弾。
強駒パレードについて触れた前回に続き、今回は7月25日から開催された「10年に1度の夏休み逆転祭第二弾 夏色!納涼まつり'25」の駒性能を振り返ってみようと思います。
納涼ガチャイベントは毎年やや息抜き的な印象を個人的には正直持っていましたが、10周年イヤーの今年は一味違うぞという感じで、どれも獲得しておきたくなるような性能で実装されていました。それでは見ていきましょう。
夏色!納涼まつり'25で排出されたS駒(2体)
[夏の夜の宴] リナクレル

印:術士印
2ターンで合計3,200バリアを展開でき、コンボは相手キャラ✕3%上昇で最大12%(相手HP31,000時に3,720)という性能。
神単条件を考えると、1,600✕2のバリアを展開した後に1,600特殊を与えるディザイアの闘化スクルドがいるので大抵の場合そちらで良いですし、楔デッキでは無印のリナクレルが1ターン3,500バリア+コンボ最大13%雷撃で完全上位互換です。
神10条件ではクー・フーリンや甘露寺蜜璃が1ターンのバリアを展開できるため、1枚選ぶなら基本的にそれらを選ぶことになります。
このように、展開できるバリア量自体やターン数などを見ると特に目を引くものはないですが、この駒の特徴はデッキ条件がないという点だと思います。例えば、耐久力に特化した神10シアンやフィーロでクー・フーリン、甘露寺蜜璃、納涼・リナクレルという構成は面倒くさそうです。
デッキをバリアで埋めたいとき、どのようなデッキ条件にも対応できるという柔軟性がそれをやりやすくしてくれそう。カップ戦でも強そう?
[しゅわっと弾ける涼] シアン

印:三国印
罠駒として初のツインスキル持ち。効果は至ってシンプルで、通常攻撃をダメージを受けたとき3,000ダメージを与えるか3,000回復するか。
従来のリペアデッキでは、火力を出すか回復するかは引けている罠駒に依存してしまうため、対戦中の局面に応じた選択の余地があまり無かったのですが、納涼・シアンを編成すれば火力を出したい場合やアンチヒールを持っていそうな相手に対しては上の効果で使い、アンチヒールの心配がない中で相手の火力を受けきれそうな場合には回復を選択するなど、対面のデッキや試合の進行状況に応じた戦い方の調整が可能です。
固定系の罠としてはメルヴェユール(進化)が3,500ダメージ、閻魔大王(進化)が3,500回復がベンチマークとして挙げられますが、これら超駒よりやや低い程度の効果をツインで選択できること、さらにHPもこれらの駒より高い現代基準となっているなど、罠リペアデッキや固定罠デッキの枠を拡げてくれる良い性能をしていると思いました。
リペアや蘇生は最初に使った方のスキルをもう一度
ちなみにツインスキルの罠はリペアすると、盤面に設置した際に使った方の選択肢でリペアされます。つまり、例えば回復の方で設置すればリペア時にも回復の効果で発動します。
これはスウィーティを使った蘇生時も同じで、盤面設置時の選択肢で蘇生されます。
↓参考までに以前書いた記事
夏色!納涼まつり'25で排出されたA駒(3体)
[風車と穴場] 五十

印:勇猛印
なんと、神単で使えるオラクルスキル(!)が登場。
オラクルスキルは格闘・ハンプティ、闘化アイドル・ハーピストエンジェルに続く3体目の実装というレアスキルです。デッキのマナ条件がないオラクルスキルは納涼・五十が初。6月のブライダルイベントで実装されたジェイラスで非マナ条件のコラプスが登場していたりと、干渉方法が基本的にはないとされてきたマナデッキへの包囲網が少しずつ整備されようとしています。マナデッキ好きとしては少し気になる動向…。
とはいえマナデッキ対面以外では2ターンで800火力1,200回復の計2,000アドを得るスキルに、コンボも最大2,000まで伸びるという標準的な性能と言えそう。シズマやグローリーのガチデッキに入ってくるかは疑問ではありますが、カップ戦の活躍は全然ありそうな上、ロイヤルバトルのディートリヒに採用してみるのも面白そう。
ロイヤルではマナデッキが天楔メタの役割を担っていることがしばしばで、そんなマナデッキに対してはハイペースで殴ってくる波動ダメージを軽減して楔を溜める時間を作ることができ、マナデッキ対面以外でも回復で同様に楔のスリップダメージを入れるという相性の良さがあり。ディートリヒの初手打ちを安定させる役割も担えそう。枠があるかは一旦置いといて。
[蛍狩りの涼夜] 月英

印:叡智印
今回の納涼ガチャで個人的に一番の当たりだったのはこの納涼・月英。
リベンジデッキで事故る先攻初手でも打つことができ、デッキHPを高めることでシオリ火力の押し上げにも貢献。コンボのリベンジ率は35%ではなくちゃんと40%で、シールドや罠で止まりにくい毒。きちんとポイントが押さえられた駒設計に、新着オセロニアを見ながら思わず「そうそう、こういうのだよ!」と一人で声を上げてしまいました(笑)
さらに、「リベンジスキル10枚以上」のデッキリンクも無いため、普通の魔単デッキに忍ばせて使うことができます。例えばシアンや魔フェリヤのように耐久性を求めるデッキに編成してバリア要員として使ってもよいですし、毒デッキに編成してコンボにラァナを繋げるという遊びもできます。
リベンジデッキの運用にマッチした駒の追加であり、かつリベンジデッキ以外でも活躍の可能性がある設計となっているのが良駒だなという印象でした。
[屋台の看板娘] セシル

印:勇猛印
神6以上という緩めのデッキ条件と最大3,000の火炎ライフバーストは、いかにもカップ戦で使ってくださいと言わんばかりの性能。
雷撃3,200ライフバーストスキルを持つハロウィン・サシャーラのように、中盤~終盤に活躍する準フィニッシャー枠として活躍の機会があるかも。コンボも後攻8ターン目に2,200出るのもそこそこ強いです。
HP50%切った段階でようやく1,500火力になるので、シズマやグローリーなどのコンテンツでは使われないでしょう。
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今回の記事でひとまず、7月のイベントを振り返ろう企画は一旦終了。次回は、現在開催中の超駒パレードについて書いてみようと思います。ようやく追いついた!
それでは今日はここまで。