
6月上旬のガチャイベントと言えばジューンブライドフェスタ。↑このキービジュアル、すごく良いですよね←
昨年、春にトゥアンらが登場した竜血デッキにブライダル・いくまが追加され、デッキとしてひとまずの完成形を迎えた感があったのも記憶に新しいですが、今年も竜血や魔10竜6など特定デッキの選択肢になるようなパーツが追加されました。
新登場のS駒(2体)
[氷冠の花嫁] イクシラ

印:術士印
久々に登場のイクシラさんは、魔10デッキ向けの両面ライフバーストフィニッシャー。
昔(2017年~2018年ごろ)、私がファヌブブ環境で一度離脱する前の環境では、しばしばこれに似たような駒が実装されて使われていました。

特に印象に残っているのは、魔デッキ屈指のフィニッシャーだった進化ルクスリア(図鑑No. 1766)。ATKの高さと最大4,800のライフバーストスキルは強力で、当時花形だった魔デッキ(ヨシノやフルカス、ロスカ、ベルゼブブ、魔フェリヤなど)から確実に相手の息を止める刺客として、対戦で良く見かけた記憶があります。
また、クリスマス・ウル(図鑑No. 1952)も同様の4,800ライフバーストを持っていますし、現環境のプレイヤーにとってもっとも馴染み深いと思われる4,800ライフバーストはとして今でもカップ戦で普通に活躍する闘化ヴィクトリア(図鑑No. 2142)も挙げられます。
それから7年以上経った今になって、彼らよりもデッキ条件も発動条件も重く、スキルの最大値が300も低い駒が実装された意味をどのように捉えればよいのか、正直困惑してしまいます。
彼らとは印が違うから、カップ戦で活躍の余地があるかも?(だから引いてね)ってことでしょうか…?
ルクスリアは強駒、ヴィクトリアは超駒の闘化なのでまだしも、クリスマス・ウルはブライダル・イクシラと同じ季節駒なので、今回のイクシラの不遇さが一層目立ちます。
せっかくイクシラという古参キャラを久々にフィーチャーしたのだから、もう少し大切に扱ってあげてもよかったのでは?と思ってしまいました。
[永遠の誓いを] ナルアダルア

印:幻獣印
竜血デッキ向けのディザイアで、いつでもポン出しで2,200火炎ダメージを与えた後、HP50%を切ったタイミングで2,000回復できるので、1ターンの行動で4,200アドバンテージはなかなかの性能。
1,500火炎+2,000回復を即時に得られるブレイズホーリースキルを持つアイドル・フルフレアの火力部分と回復部分の発動タイミングを分断し、アドをもっと引き上げたような駒設計。
後半回復系ディザイアは季節駒であってもアドがやや高めに設定されている気がするのは、最終盤に引くと回復が入らない可能性があったり、回復が入るタイミングでアンチヒールを合わせられるリスクがあるからでしょうか?
ともかく、血の消費なく火力を出せて、HP管理が気になりはじめる段階で2,000回復入るのはまさにディザイアの美点で、普通に良い性能だと思います。スキルが1ターン完結なので、いつでも3,600保証で強いコンボを突きつけやすく、立ち回り上も使いやすいと思います。
問題なのは枠で、竜血S駒は固定されてきている感があり、特にリアン竜血では枠がキツイ印象。トゥアンリーダーでフィンの役割(火力+回復)を担わせつつ、2,000回復を頼りにフルフレアとめぐゆんを両積みして代償前提で殴るというツクヨミデッキに通じる思想での運用もユニークで面白そうです(≒駒投げ)。
あとは超駒が使用できないロイヤルバトルにおいてトゥアンリーダーにめぐゆんと嫁ナルアを編成して、グローリーなどでも使われるめぐゆん&フィン構成を仮想的に模擬してみるのもできそう。今月はリアン竜血+闘化真紅がアンロックされて暴れていますが、トゥアンに戻ればめぐゆんの相方枠は案外定まっていない感はあります。
…というか、枠うんぬんよりこのビジュアルだけで引きたい欲が…。

新登場のA駒(2体)
[ブライダルパニック!] ユウキ

印:西方印
神駒ながら魔6以上という少し素直じゃない条件がついている割に、500スタートの100上昇コインオルス形式スキルで火力の立ち上がりが遅く、先攻初手打ちでは1,000しか特殊ダメージを出せません。
コンボは自分のキャラ駒を5体以上用意してようやく2,000の最大ダメージであり、召喚と組み合わせないとなかなか実用的ではない印象。
カップ戦の頭数としてもちょっと使いにくいのでは?と思ってしまうぐらい、オリジナルキャラクターの強さとはかけ離れた性能になっているとは思います。
[クールな花婿] ジェイラス

印:英傑印
マナデッキ以外で初めて波動ダメージを繰り出すことができる駒(多分)であり、かつマナデッキ以外で初めて使用できるマナデッキのメタ駒でもある、というユニークな存在として登場。
ただ、マナデッキと対面しなかった場合のスキル火力は2ターンで1,700という魔A駒としてはなんとも言えないラインで、マナ対面ではマナを破壊する代わりにこちらの火力も停滞する(2ターンで700しか出ない)ので、使われるかどうかは不透明。メタ駒は広く使われないとメタとして機能しないので…。
かつての「マナを50個も60個も溜めて大火力波動攻撃!」という時代のマナデッキであれば、マナを計10個破壊されるのはデッキ全体のパフォーマンスに影響したのですが、現在主流のロストエナジー構築では最低15個のマナさえ維持できればよく(マナリーンリーダー時)、マナが再び溜まるまで汎用の火力駒だったりエーテルだったりを打って場を繋げばデッキパフォーマンスの低下は小さく抑えられます。
そのため、相手のマナを破壊する代わりにこちらの攻撃ペースも落ちてしまう「コラプス」スキルは、かつてほどマナデッキのメタとして有効でなくなっているのではと考えています。
メタがほぼ無いのがマナデッキのアイデンティティなので、それで良いんですけどね。
[しっとり花嫁] ミィルナル

印:東方印
オリジナルの魔6竜6条件から魔10竜6デッキに限定するデッキ条件が厳しくなり、さらにHP条件が付与された代わりに、スキル火力が出やすくなっているものの、ほぼオリジナルの特性を引き継いだようなスキルになっている嫁・ミィルナル。

こちらのHP状況問わず、後攻8手目に3,000火球ダメージを出せるのは優秀では、と思います。
魔竜デッキであれば同じくフィニッシャーとして編成されることになるであろうメルチェーデとHP条件が丸かぶりしているので、リーダー自ら盤面に出て手駒負荷を軽くするタイプのデッキでないと事故が怖くて両積みは躊躇いそうな気が…。具体的に言えば、レオニスやオイフェよりは、ナルアダルア魔竜やマニア、ニアーヤなどのデッキが相性良さそう。
しかし、リルファウナ、ウィルボスカヤ、イリス、進化ツクヨミ、進化セーゲル、進化ココなどなど、魔10神6条件で使える優秀な神駒が多い状況ではいまいち魔10竜6を使うインセンティブが湧いてこないと感じるのが現状(竜駒を入れるなら個人的には竜10魔6で組みたくなる)。
ただ、竜神デッキと同じように、「魔駒10枚以上、竜駒6枚以上、かつ神駒が1枚もない」という厳密なデッキ条件の駒が最近魔竜にも登場し始めているので、このより厳密な条件の駒を中心に、今後竜神デッキと同様の重点的な強化が入ってくるかもしれません。今後の展開に注目です。
過去の注目のブライダル駒
ジューンブライドフェスタには過去にも尖った性能を持った駒や優秀な駒がいくつも実装されてきました。
そこで、今回のガチャイベントでゲットできると嬉しい過去のブライダル駒をいくつかピックアップして紹介します。
ブライダル・ウンディーネ

かつて(昔)の神殴りデッキのテンプレ駒。
2ターンデバフで、当時市民権を得ていた(とりあえず)蘭陵王リーダーや、神殴りデッキミラーの力をしっかりと削ぎつつ、コンボ2倍を相手に突き付けるというわかりやすい強さの駒でした。
始めたばかりの当時、何故か相手の繰り出すウンディーネはスキルが毎ターン250回復ではなく、きっちりとこちらに刺さる22%デバフを持っており、「ねぇ、そのウンディーネ、どこで手に入るのぉ!?」とずっと思っていたのは内緒(結局手に入れることができたのは、2023年に復帰してからのジューンブライドフェスタ'23でした)。
今でもグローリーやロイヤルなどで見かける機会があるなど、現代でもしっかりと通用する駒です。
ブライダル・アイリア

火炎・獄炎・聖炎と火竜術スキルを軸にした竜血デッキが登場して、近年改めて注目を浴びることになった嫁・アイリア。
フルフレアとともに、竜血デッキを十分に環境で戦えるまで持ち上げた重要貢献人の一人であり、一方でバフの追い風を受けたフルフレアのあまりの瞬間火力の高さに若干のヘイトを買う要因にもなっている感のあるサブのオーラバフ。
ヤンドーラとの2オーラバフで、フルフレアがATK込8,063の暴力的な破壊力にまでブーストされます。
昨年3月のDeck Drive ~Basilisk blast~にて火炎の竜血展開スキルを持つトゥアンが登場して、その2, 3日後には嫁・アイリアを編成した火炎軸の竜血デッキ構築に辿り着く事ができていたので、トゥアン竜血デッキとの相性の良さは誰が見ても明らかなものだったと思います。
強化された竜血、テュポ・フィンとフルフレアに嫁バフが乗っかるとなかなかパワーあって良い感じだった。2バフにすると火炎枠1つ喰っちゃうので、竜血消費と相談して嫁アイリア1枚に落ち着きました。 pic.twitter.com/0uHGarFxQy
— 風見鶏 (@tatakau_bird) March 17, 2024
また、竜血デッキに限らず、最近強化が入った竜単火炎デッキでもサブオーラとして採用の余地あり。
そしてなんと、そんな嫁・アイリアはジューンブライドフェスタ中の駒交換所に並んでいますので、未所持の方でブライダルS駒が余っているという方はぜひとも交換しておきましょう!
ブライダル・ヴェント

(リベンジという名目なのに)リベンジスキルを持った駒が非常に少なく、デッキ構築難易度が高いことで知られるリベンジデッキ。
婿ヴェントはスキル条件的に序盤には使えず、ただでさえ事故りやすいリベンジデッキの事故率を高めてしまう一方、毒リベンジで40%は優秀な方。また、コンボがリベンジじゃない点も若干引っかかりますが、あまり多くは望んではいけません。数少ないリベンジスキル持ちの駒なのですから。
相手駒に応じて600上昇で最大2,500まで伸びるコンボは、リベンジではないとは言え、相手が火力を出そうとも出さまいとも安定して高めの火力を期待できる普通に優秀なコンボなのです。
序盤2ターンはスキル発動しないですが、リアンツィールやシアン、メルヴェユールなどリーダーを序盤に切る形式の派生型リベンジデッキには採用の余地があると思います。
ブライダル・リイア

毒バフでコンボも毒ダメージ。コンボ確定で嫁・リイアを配置すれば、強力な毒コンボに自己バフを乗せられて、自己完結できてしまいます。
シーズンマッチが、ブランジェッタを辺に配置して、嫁・リイアを設置して、ラァナを置くだけの簡単な作業になってしまうというという代物です(1撃で2万近いダメージ!)。
なお、嫁・リイアも駒交換に並んでいますので、未所持の方は要チェック!
ブライダル・リブラエル

マナデッキのテンプレで、2,000アドを1ターンで取れるエーテル+マナ5ずつ消費で2,400ダメージのロスエナコンボという、これ以上ない使いやすさと優秀さがポイント。
アスリーンのマナデッキはロイヤルバトルで強いデッキの一つであり、また最近登場した新リーダーのメジェドでも依然としてエーテルスキルは重要なので、この機会に狙ってみて欲しい駒です。
ブライダル・いくま

竜血デッキのハロウィン・メーティス的な位置付けの駒。スキルもコンボも優秀なライフバースト的スキルを持っており、さらにコンボには竜血消費がないという。
スキルは竜血消費5固定という超絶的な軽さがありながら、ダメージに1,000のベースがあるので、意外とHPがあまり減っていない段階でもそこそこの火力を出せるのも特徴。下手にヨシュアなどを切るよりもいくまを切った方が効率が良い、という場面がそこそこあるなど、フィニッシャーでありながら手駒負荷への影響が小さいのも美点です。
昨年この駒が出たときには、この優秀すぎる性能に感動して、迷わず全力で引きに行きましたね。
ブライダル・いくまについては以下の記事↓に詳しく書きましたので、そちらもチェック!
それでは、今日はここまで。