オセロニア「論」

思考や情報の整理のために書いていきます。

【逆転オセロニア】7月のグローリー環境について考えてみる①

グローリーモードは新駒登場から使用可能になるまで2ヶ月のディレイ期間があり、今月は5月に登場した駒(の一部)が使用可能になります。5月といえば新シーズン開幕の超駒御三家や、GWイベント(ととのいフェスタ'25)やオセロニア探求が行われ、環境にインパクトを与えうる駒がいくつも登場しました。

そこでこの記事では、今月の環境調整や5月登場の新駒がグローリー環境に与えるインパクトを想像してみようと思います(全2編の前編)。

7月のグローリー環境から禁止される駒

7月のグローリー環境について

NG指定駒

  • 進化セルフィ
  • 闘化セルフィ
  • グラスムンチャー

今月のグローリー環境で新たに解放されるのは、図鑑No. 7502~7546の駒となります。その中で、引き続きNG指定のままとされるのは進化セルフィ闘化セルフィです。個人的にはどちらも予想通りというイメージ。

闘化セルフィはコンボ圧を与える位置などに設置することで、コンボを受けることを許容するか、返させて擬似的にデッキをS駒3枚入り状態にするかという択を相手に与えることができるミラージュスキルを持ち、現状でも強いフィーロデッキを過強化してしまう恐れがありそうだと見ていました。

 参考:新シーズン御三家超駒の性能↓

othellonia-ron.hatenablog.comothellonia-ron.hatenablog.com

また、1ターン完結で最大4,500火力の進化セルフィは、若干の違いはあれど似たようなスキルの建付けを持つ進化フォシィ(最大4,200ダメージ)や進化スゥ(最大4,500ダメージ)が出禁であり、登場当初からグローリーで使えないことが予見できた性能ではありました。

グラスムンチャーについても、彼が解放された後に勢いづいたフィーロやリアン竜血での寄与を見ていれば、特に驚くものではないかなと感じました。4ターンというターン数制限は弱みではなく、むしろ短期間に厚めの火力上乗せを行うことができる上振れ要員としての優秀さが光っていました。

その他の御三家超駒の扱いについて

個人的にとても意外だと思ったのは、闘化ニアーヤがグローリーで禁止駒指定されなかったことです。

闘化ニアーヤはエレメントデッキ向けのミラージュ駒で、基本効果は序盤から雑に使えて3,200の毒+火炎ダメージを与えるペイントランス、コンボは各色1個ずつで最大5,000アドを与えるトライレゾナンスを持っています。そしてこの駒を返されると、蒼・紅・翠が2、2、1個で最大アド量5,000のトライレゾナンススキルを持った鏡像を手駒に確定で召喚します。

エレメントデッキは中盤~終盤にかけて優秀な火力を誇るAアタッカーが揃っており(カルメロ、アニバル、ジェイラス、サウナ紅など)、S駒にフィニッシュ性能を期待しなくても良いという状況にあります。闘化ニアーヤはヴァイオレットやエリスに比べると、アド量こそ低いものの序盤の手駒事故を回避できることでダメージレースを優位に進めつつ、最大5,000アドのコンボを相手に押し付けます。

最大5,000アドコンボを嫌ってニアーヤを返せば、メイリージュ的な性能を持ったS駒がもう1枚手駒に召喚されるという、悪魔のような択を相手に迫ることができグローリーで解禁しちゃって本当に大丈夫?といった性能の駒です。

闘化ヴィンスについては、同じミラージュスキルであってももう少し素性が穏やかなもので、返されても永続ダメージの発生場所が変わるだけ(盤面→手駒オーラ)で、ヴィンス本体のコンボ火力の立ち上がりも遅いことから、相手に擬似的なS3の択を迫る凶悪なミラージュという印象をあまり与えない駒なので、許容されるのではと踏んでいました。7ターンの累積アド量がフィーロより一回り高いのですが、フィーロのように優秀なA駒を混合条件で用意できるかが一つのポイントかなと見ています。

速攻竜の進化ヴィンスは、シーズンマッチ勝率で全体勝率2位を叩き出したことで衝撃を与えていますが、グローリーでも同様に強さを発揮するかというと個人的には懐疑的に見ています。速攻竜デッキはS駒パワーに依存するデッキだという認識があり、S2環境で速攻竜デッキが安定できるステージには至っていないはずです。低HPのデッキが軒並み苦労している(アナンを筆頭に)中で、よりHPが下回る速攻竜が、闘化ランタイと竜フェリヤを取り上げられた状態で環境に食い込むイメージは個人的にはちょっと持ちにくいです。

新たな同デッキ制限

同デッキ制限

  • 竜闘化リアンツィール - 闘化フルフレ

これはある程度予想できたことではあります。というのも、リアン竜血デッキ対面でS2枚引かれたときの、「一方的に殴られて何もできずに終了する」感覚にヘイトを溜めていた方がTL上で散見されたためです。

この955構築のような形のリアン竜血を先月はよく見かけた

ただ、ちょっと待ってよ?っていうのが個人的な意見でして。

これについては思うところがいくつかあるので気が向いたときにまた別の記事に書いてみようとも思うのですが、簡単に言うとリアン竜血デッキの総火力感は多分ギルガメあたりと大して変わらないんじゃと思っています。どちらもA駒が優秀で2,200~2,400程度のダメージで殴りながら、フルフレアもラプラスも1ターン火力4,500まで伸びるし、なんならコンボはフルフレ~4,000に対しラプラス~4,200まで伸びます。

だとすると総火力が問題なのではなく、開幕初手で4,500追加火力を与える竜闘化リアンツィールと、7ターンや8ターン掛けて腕の召喚で4,000~4,500火力を出すギルガメッシュのスピードの差が調整される・されないの運命を分けたのか?などと考えてみたり。

竜血デッキは竜血というものを消費する代わりに火力が高くてスピードがある攻撃を行うというのがデッキコンセプトなので、スピードがあるのはコンセプトから来る必然ですし、竜血をうまく管理しながら相手を殴り切るにはそれなりのPSが要求されます。竜血の管理に失敗すると肝心なところで火力を出せなかったり自傷のリスクを負うデッキなので、リスクはそのままにベネフィットの部分だけを狩っていくのは違和感があります。

というか、4月から使えたリアン竜血の使用率が大幅に伸びたのはグラスムンチャーの解放後(6月)だったので、フルフレアとグラスムンチャーの取り上げということをしなくても、まずはグラスムンチャーの制限だけで様子を見ても良かったのではないですかね?

ルフレアはひとまずめぐゆんで置き換えられると思われますが、こういう強めの制限が入ると使用率が目に見えて下がったりしますので、今月のグローリーではリアン竜血に対面する機会は先月よりもけっこう少なくなるのではと思ったりしています。

次の記事では、新たに加わる駒たちの影響を考察しつつ、今月のグローリー環境について考えていきたいと思っています。