混合殴りデッキ向けの毒コンバート！新強駒アルルの駒評価【逆転オセロニア】

6月の強駒パレードで登場した新強駒アルルは、混合デッキ向けの毒コンバートスキルを持った魔A駒です。

着々と強化されている混合殴り

昨年の年初から見てみると、強駒パレードに限ってみてもアンネマリー(魔)、シノノメ(竜)、ラウナス(竜)、飛縁魔(魔)と強化パーツが投下されてきた混合殴りデッキですが、今年に入ってラティーナ(竜)、ティパー(神)、そしてアルルが追加されるなど、着々と混合殴りデッキの強化が進行している感があります。

特にラティーナは混合殴りデッキ必須級という高性能で、登場月の4月は混合デッキの勝率が前月に比べなんと約3%も上昇しています※。

※ 4月はS5枚以上の編成が禁止されていて、きちんと形を組んで戦う殴り系デッキはこのS4環境の追い風を受けた可能性も考えましたが、神殴りの方は勝率がほぼ変わっていないことを考えると、混合デッキの勝率上昇はやはりラティーナによるものが大きいと考えています。ぶっ壊れ。

年初の御三家、闘化スゥの追加も相まって、混合デッキの強化と選択肢の増加が著しいですよね。僕はスゥ登場を受けて、混合殴りデッキが環境に来るという予想のもとに最近混合フェリヤ(2月)と混合守護者(4月)を作ったので、ここ最近のさらなる強化は予想通りというか嬉しいです。

進化テレーゼという新たな混合リーダーも登場して、デッキの組み方も幅が出てきそうな予感がしますよね。

アルルの性能

アルルは、混合デッキかつリーダーが[攻撃力アップ]スキルを有するデッキにおいて使用できます。これが意味することは、ラニや混合フェリヤ、ラウナス、テレーゼなどをリーダーとする混合デッキがまずは想定される使い道であり、リーダーのスキルが[攻撃力アップ]ではなく[コンバート効果アップ]であるコンバートデッキでは使用できないということです。

アルルのスキルは200%毒コンバートで、シールドや罠に妨害されにくい一方で、ラティーナの召喚駒であるカメティのコンボで捕食がつかない点やマツリのコンボとの相性が悪いところが注意点です。アルルはスゥ入りの混合で使用することが前提になると思われます。

また、暗黒対面で火力が出にくいという弱点もありますが、混合デッキは他の駒で殴れば火力は問題ないので、それほど深く考える必要はなさそうです(恐らく夏ブランジェッタの枠と入れ替えになるので、そもそもこの枠は元々暗黒に火力が出せていなかった)。

ATK x1.4のリーダーで使用すると1枚返しの火力は2842となります。これは、混合デッキのスタメンであるコロネ、飛縁魔と比べるとやや劣るものの、混合デッキで使える従来の毒コンバート駒の火力を上回り、HPも1500台に乗ってきてステータスも優秀です。

コンボも優秀で、条件なく最低x1.6からのスタートでx1.8まで伸びてくれるのは使いやすく、この点だけでも従来の混合デッキ向け毒コンバート駒を総じて上回っていると言えます。

さらに、周年ムーニア(ATK 1113)下を増やせる点や、初手から最大火力を出せる点など、とにかく使いやすそうだなーという印象です(アルル実はまだ引けていない…)。

混合デッキの性質上、初手から安定することはとても大切だと考えています。終盤のランタイやスゥのバフがかかった一撃が重たいので、特に序盤から滞りなく火力が出せると立ち回りが安定させやすいです。

フェリヤ混合を例に取ると、神殴りと違ってエンデガ・アラジンの2枚構成ではないですし、S駒の火力枠も少ない(ハクタク、神フェリヤ vs エア)ので、なるべくエンデガや未チャージのエアを雑に捨てることなく勝負どころで切りたいとなると、初手から事故らず手駒を回せる点はとても重要な要素だと考えています(主にこの理由から、フェリヤ混合にブラダマンテ*は入れていないですし、最近クラリーチェ→ティパーに変更しました)。