オセロニア「論」

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【逆転オセロニア】新機軸が示された代償デッキ強化!Deck Drive Special Edition ~誓約代償~開催!

先日の新着オセロニアにて、10周年後夜祭としてDeck Drive Special Edition ~誓約代償~、そして同じく~深淵深化~が開催されることが明らかにされました。

今年1月23日から開催されたDuel Evolutionでのスティグマデッキ実装に続いて、早くも今年2回目・3回目となるコレクションガチャの拡充系イベントとなるわけですが、今回のDeck Driveで強化されるデッキはどのようなポテンシャルを持っているのでしょうか?

本記事では、先日3月19日から開催されている神単の代償デッキ強化イベント「Deck Drive Special Edition ~誓約代償~」について、新登場駒や新しいリーダー性能等を見ていこうと思います。

提示された代償デッキ強化の方向性

代償駒はスキル発動で代償ダメージを負う代わりに、大きめのダメージをポンポンと出していける設計になっています。従来の代償デッキはフィリーナやフィオラなど代償ダメージの50%を回復するリーダーのもと、スキルやコンボ発動で受けた代償ダメージを和らげつつ、力で押し切っていくという構成が一般的でした。

フィオラ

さらに、サブの回復オーラだけでなく、盤面に配置するタイプの代償ダメージ回復駒で回復量を底上げしたり、シーラーザードなど代償して回復する駒の代償分も回復を狙ったりするなど、回復に寄せた代償回復と呼ばれる構成もありました。

しかしながら、アンチヒールや特殊罠1枚で止まってしまう脆さから、しばらく環境で見かけることがめっきりと無くなっていたデッキタイプです。

今回のDeck Driveイベントではそんな代償デッキに対して、主に以下の2点を主軸とした方向性が示されているように感じました。

 1. 回復ではなくバリアで代償ダメージを還付する
 2. 雷撃ダメージを中心としたスキル構成

まずは今回の~誓約代償~の象徴的な1枚である新Aリーダー、エルフェリアから見ていこうと思います。

代償デッキの新リーダー!(A駒)

[咲き初めの巫女] エルフェリア

[咲き初めの巫女] エルフェリア

印:東方印
注1 サマー・メイファ、ブライダル・セメレーとの同デッキ使用制限
注2 グローリーで使用禁止

[咲き初めの巫女] エルフェリアは新スキルのデスパレートバリアを持つ代償デッキの新しいA駒リーダーオーラです。

デスパレートバリアはオーラスキルで、受けた代償ダメージをバリアで還付しつつ、それまでのバトル中に受けた累計の代償ダメージに応じた追加効果を発動するというもの。アンチヒールが致命的だった代償デッキの欠点を解消したスキルとなっています。

エルフェリアのスキルは神単条件で手駒にある間発動し、受けた代償ダメージの25%をバーストバリアで還付するというもの。それに加えて、累計の代償ダメージに応じて以下の追加効果を1度ずつ発動します。

 4,000以上:1,500バリアを展開(残バリアは消滅)
 8,000以上:800の雷撃ダメージ+1,000回復
 12,000以上:1,200の雷撃ダメージ

つまり、(バトル中の代償ダメージの約25%+4,500)がリーダーとしての最大アドバンテージ量ということになります。

このリーダースキル設計が実際のところどうなのか、については後ほど別の記事にて簡単に考察してみようと思います。

Deck Drive Special Edition ~誓約代償~で登場の新S駒!

[煩悩勇者] アーノルド

[煩悩勇者] アーノルド

印:勇猛印
注:グローリーで使用禁止

[煩悩勇者] アーノルドは神単条件の永続バーストバリアスキルで、表になっている間、毎ターン受けた代償ダメージの40%に相当するバリアを展開します。残バリアは40%が特殊ダメージとして相手に反射されます。

コンボは代償がない雷撃ダメージで、1,600を初期値に、駒総数を参照する100上昇のオルス形式で3,600まで伸びます。代償が発生しないので、代償する余裕がないほど残HPが少ない終盤に嬉しいコンボ。

バロン(2018年9月実装!)が受けた代償の50%回復だったことを考えると、バリアだからとは言え40%という数値はやや物足りなく思えるかも。

バロン

それでも、恐らく新リーダーのバリア分のみでは代償に耐えきれないと思われるので、今回の強化駒の中で一見地味で微妙だと思われるこのアーノルドのような駒が、実は今後の代償デッキには案外重要な存在なのかも、という気がしています。

[愛ゆえに] アンゼ

[愛ゆえに] アンゼ

印:人道印
注1 ロイヤルバトルでリリース時点から使用禁止
注2 グローリーモードで使用禁止
注3 アルベルティーネと同デッキ使用制限

[愛ゆえに] アンゼは神単条件の代償を伴う雷撃スキル持ちの駒です。

最大HPの9%の代償ダメージを受け、その170%の雷撃ダメージを与えるというもの(=最大HPの15.3%)。HP31,000のデッキでは2,790の代償を受けて4,743ダメージという感覚。

コンボは2,500の代償を受けるボルトマギアで、4,000特殊~5,000雷撃をHPに応じて与えます。

最近の代償駒(と言っても最近は代償駒がほぼ登場無し…)の中ではスキルの代償が9%と重い類で、倍率170%は低めの水準。大きな代償を受けて大きなダメージを与える、という設計になっています。

例えばペトラと比較してみると、あちらは5%代償300%特殊ダメージ。HP31,000のデッキでは1,550の代償を受けて4,650ダメージと省エネ設計なことが分かります。

アンゼと一番スケール感が近いと感じるのは強駒出身のクリス。アンゼと同じく9%代償を受けて少しだけ低い165%の特殊ダメージ、コンボも2,500代償は同じで、3,800固定の特殊ダメージという点が差分。

クリスの上位互換と言って差し支えない性能

リーダー・エルフェリアの追加効果発動を満たすためにはアンゼの代償の大きさが適しており、コンボも序盤からゴリゴリと火力を通していけるのも強力。アルベルティーネと同デッキ使用制限が掛かっているのもその辺の特性が関係してのことだと思われます。

一方で、新リーダーのエルフェリアはフィオラよりも代償ダメージの還付割合が減っているので、代償が重くなりすぎないようデッキ構成やHP管理を慎重にならないと安定して勝つのは難しそうな気がします。

Deck Drive Special Edition ~誓約代償~で登場の新A駒!

[天の管理官] ミラルフォス

[天の管理官] ミラルフォス

印:西方印
注:グローリーで使用禁止

[天の管理官] ミラルフォスはスキル・コンボ両面に代償を伴うボルトマギアを持っています。

スキルは2,000代償を受け2,800特殊~3,600雷撃ダメージ、コンボは1,500代償を受けて2,000特殊~3,600雷撃ダメージを与えます。

HP31,000の自デッキを仮定すると、スキルはだいたい6%~7%の代償を受けて140%~180%、コンボは約5%の代償でその130%~240%を相手に与えるという数値のイメージです。

ダメージが終盤に伸びていく点でも、ダメージ種が特殊から雷撃に遷移していく点においても、序盤よりは終盤になるべく打ちたいキャラではありますが、序盤からでも安定した仕事ができる(下のカーディアスの7%代償、145%ダメージと数値的にはほぼ同等)のが美点。またデッキHPが下がる低コスト帯では、%計算のスキルは代償値もダメージもスケールダウンしますが、固定値のミラルフォスは常に一定の数値を提供するという違いもあります。

スキルの安定性や終盤の伸び、コンボの代償に対するダメージ効率(特に終盤)などの観点で、優秀な駒だなと思います。

[破戒僧] カーディアス

[破戒僧] カーディアス

印:英傑印
注:グローリーで使用禁止

[破戒僧] カーディアスは神単条件の代償デッキ向け駒で、スキル・コンボの両面が、最大HPの7%代償、145%雷撃と全く同じ数値を持っているのが特徴です。

HP31,000のデッキでは、2,170代償で3,147ダメージというスケール感。つまり、最大HPの10.15%に相当するダメージを与えるスキル・コンボです。

同じくスキルとコンボが対称なオーリックよりも倍率が上回り、加えてより干渉を受けにくい雷撃ダメージになっている点、さらにHPもカーディアスの方が高い点から、オーリックのほぼ上位互換として扱うことができます。

オーリックの上位互換と言って差し支えない性能

[優しさだけでなく] ジョスリン

[優しさだけでなく] ジョスリン

印:御伽印
注:グローリーで使用禁止

[優しさだけでなく] ジョスリンは、神単条件の3ターンスキル駒で、1,000の代償を受けて3ターン1,000特殊のダメージを与えます。

コンボは1,500代償で2,500雷撃ダメージ。

3ターンしっかり入れきることができれば、1,000という軽めの代償(コスト200なら約3%)で300%に相当する3,000のダメージを与えることができ、効率という面では優れています。

一方で、アグロ的立ち回りをすることが多くなる代償デッキ的にはターン系スキルという点で扱いにくい場面が多くなる可能性も。

また、雷撃中心という新機軸を打ち出した今回の新駒の中でなぜかスキルが特殊ダメージ、さらにHPも新A駒中で最も低いというあたりにも、今回のイベントにおけるこの駒の位置付けが伺えるかなと思います。

まとめ

今回のDeck Drive Special Edition ~誓約代償~では、代償デッキがこれまで抱えていた致命的かつ不可避的な弱点(アンチヒールと特殊罠・シールドで止まる)に対して、バリアによる代償量の還付と雷撃ダメージを中心にした攻撃という新しい軸を示したという意味で、納得感の高いというか妥当だなと感じる強化だったかなと思います。

では、新しく示されたAリーダー・エルフェリアによって代償デッキの競争力はいったいどうなったのか、については、別の記事にて簡単に考察をしてみようと思います。

それでは!