
あけましておめでとうございます!
今年もマイペースにブログを書いていこうと思いますので、よろしくお願い致します。
さて、昨年末の12月31日 23:00から配信された【新シーズン直前】新着オセロニア!ARCANA SUMMONERSにおいて、新シーズンの超駒3体(超駒御三家)と新スキルが発表されました。
この記事では、新スキルの「アルカナ召喚」を持った新超駒御三家の闘化3体について、その性能や感想などについて記したいと思います!
本当はもっと早く書きたかったんですけど、年末から年始にかけてインフルエンザでダウンしてまして、いくつも書きたい記事が滞っています…。少しづつ出していけたらなと思いますね。
注目の新御三家超駒と新スキル!

今回登場の新超駒はアタナシア、ユリシーズ、フィーロの3体で、事前に新着オセロニアのサブタイトル(ARCANA SUMMONERS)等から予想されていた通り、タロットの世界観がテーマとなっているようです。
そして、御三家超駒の闘化が持つことが恒例となっている、注目の新スキルは『アルカナ召喚』でした!

さて、その概念的な新しさから議論を呼んでいる新スキルのアルカナ召喚ですが、果たしてその実力はいかがなものなのでしょうか?
神S駒 闘化アタナシア


新スキルのアルカナ召喚を持つ闘化アタナシアは、神単デッキにリーダーとして編成できる性能です。
HPがMAXで3,000、ATKも1,500とステータスが非常に高いことが分かります。
コンボスキルは、序盤に切るリーダー駒であることを念頭に、2,800アドバンテージとやや控えめな性能にされている印象があります。
新スキル「アルカナ召喚」とは

「駒を盤面に出したとき、残りの手駒をすべてデッキに戻し、次の自分のターン開始時に4枚のアルカナ駒を手駒に召喚する。」
闘化アタナシアの場合、スキル発動の次ターンに「世界の具象・人間」、「世界の具象・牡牛」、「世界の具象・鷲」、「世界の具象・獅子」の4駒をプリセットとしてドローしてくる、ということです。

- 世界の具象・人間:3ターンで合計3,900火力の雷撃
- 世界の具象・牡牛:2ターン4,800アドのホーリー
- 世界の具象・鷲:闘化ウンディーネの火力が少し上がったようなフォース
- 世界の具象・獅子:神駒初の手駒ロック(下)
「人間」と「牡牛」は季節S駒やコラボS駒並のスキル性能をしており、「鷲」「獅子」はA駒と同等かA駒に毛の生えた程度のスキル性能だと言えると思います。
アルカナ召喚のため何もしない1ターンを消費する代わりに、手駒に必ず引いてくる準S駒級の2枚や神殴りデッキをメタるような性能の2枚を駆使しながら再現性のある戦いを進めていく、というのが根本的な思想なのだと思われます。
ここで留意すべき点として、S駒並の性能が見られるスキルに対し、コンボスキルはどれもA駒級である、という点が結構重要な要素だと思います。
闘化アタナシアデッキはどう編成する?
アルカナ召喚を使うと手駒はすべてデッキに戻されてしまうため、最初の手駒にS駒を引けている場合はなるべくアルカナ召喚前に使ってしまいたいです。
そうなると、必然的にS駒は序盤から躊躇なく使うことができる駒を編成するほうがよく、例えば進化スゥよりは進化ペトラを選ぶべきでしょうし、進化スピカなども使いやすいと思います。
逆に言えば、進化フェイルノートのようにスキル発動条件(スキルバッジ)が付けられていたり、相手や自分の駒数が溜まってから使いたいS駒は闘化アタナシアとの相性が良くないと考えられます。

あるいは、アルカナ駒がほぼすべてターンスキルであることと、神単デッキお得意の「蘇生」スキルを組み合わせることで、ロマンある蘇生上振れ狙いデッキが組める余地はあると思います。
手駒をデッキに戻さないといけないアルカナ召喚の特性上、初手に引けていれば雑に切れるターンスキルのS駒(例えば進化スピカ、闘化プリリア、闘化ヴィーナス、キング&ディアンヌなど)をデッキに編成し、ラファエルの蘇生で幸運を神に祈っていくスタイルです。果たしてそれが安定して強いかは怪しいところですが。

ところで、アルカナ召喚って強いの?
では、新スキルのアルカナ召喚は実際に強いかどうかですが、各所で既に述べられている通り、私もアルカナ召喚はあまり強くないスキルだと考えます。
(少なくとも現時点の性能では)このまま不発に終わっていく残念系のスキルだと思われます。
詳細を書こうとすると長くなり本記事の趣旨からはずれるので、アルカナ召喚スキルについては後に書く予定の別記事を参照してもらうとして、ここではその主な理由だけを以下に(思いつくものから)挙げてみます。
- スキル使用ターンは何もしない
- リーダースキルとしては貧弱、サブスキルとしては不安定
- アルカナ駒のコンボがA駒並
- (リーダー)オーラと相性が非常に悪い
- 次ターンにデッキ編成のS駒を引ける可能性はゼロ
- 相手に手駒が(一旦)全開示される
上記の理由により、特に高コスト帯(コスト200)では厳しい性能なのでは?というのが率直な感想です。
デッキにおいて非常に重要なリーダーがスキル発動ターンに何もせず(つまり直接火力に寄与せず)、その間に他のリーダーが稼ぐであろう5,000~7,000程度のアドバンテージを試合中に挽回するのは並大抵の手駒周りでは実現困難だと思います。
召喚される駒のうち2つは確かにちょっとしたS駒並のスキル性能をもっていますが、アルカナ召喚をせずともS駒を引けていた可能性もあり、その場合は単に1ターン浪費しただけという結果になってしまいます。また、スキルはS駒並であってもコンボはA駒レベルであるため、コンボ圧を利用して盤面上の主導権を握るという効果が普通のS駒ほどは期待できません。
つまり、手駒に来るアルカナ駒が、1ターンの浪費を補うだけの性能をもっているとは言い難く、特にリーダーとしての運用では他の優秀なリーダーが生む火力・アドバンテージに差をつけられているというのが現状だと思います。
神駒として初かつ唯一の手駒ロックを持っているとはいえ、相手からもそれは丸見えであり、ロック警戒の対策を確実にされることから刺さる確率は高くありません。
フォースや下ロックで神殴りデッキをメタっている性能に見えますが、果たして神殴りデッキを止めるほどのスピード感と火力のある試合ができるのかどうかは懐疑的ですし、実際に自分も試しに使っていて幾度となく神殴りデッキに容赦なくしばかれました…。
低コスト帯でワンチャン!?
S駒の数に制限のある低コスト帯では、見かけよりも多くのS駒級を手駒に引いてこれる闘化アタナシアの活躍の余地があるようにも見えますが、よりタイトな試合で決着も早い低コスト帯においても、1ターンを失うリスクはそれなりに大きいような気がしています。
アルカナ召喚の都合上、S駒は最初に引けていたら雑切りできる駒を編成したいところですが、そうなるとS駒枚数が少ない低コスト帯でS駒のコンボを盤面に残しづらく、試合の運用が難しくなりがちな気がします。
以上を総合すると、もしアタナシアを1枚のみゲットできた方は、試しに少し使ってみた後に進化にスライドで問題ないと私は考えます。
魔S駒 闘化ユリシーズ


今回の新シーズンに向けた事前露出におけるキービジュアルだったユリシーズ。
ユリシーズ(闘化)は魔10~15枚条件で使用可能なアルカナ召喚スキルを持っており、こちらはリーダー条件がありません。HPは最近の魔駒のトレンドに乗って2,400台と高く設定されています。
コンボスキルはこの新春から登場の新スキル、ヒールポイズンで、HPによって毒と回復の割合が変わるベノムヒールとは違い、固定の回復部分に相手参照の毒という数値固定系のスキルのようです。ちなみに同様のスキルとして、ヒールサンダー(神系)、ヒールブレイズ(竜系)も今シーズンから追加されています。
闘化ユリシーズは、アルカナ召喚によって「魔術師の具象・ワンド」「魔術師の具象・ペンタクルス」「魔術師の具象・カップ」「魔術師の具象・剣」を次ターンに手駒に召喚します。

- 魔術師の具象・ワンド:控えめなカジミール、強めのツェツィという感じの最高3,800エネポイズン
- 魔術師の具象・ペンタクルス:2ターン1,000吸収(4,000アド)はほぼ進化クイナ
- 魔術師の具象・カップ:アルト以上ハルマル未満のアンチヒール(2ターン70%特殊変換)
- 魔術師の具象・剣:カトブレパスと同じ反射率の魔紋(2ターン70%特殊・雷撃反射)
ワンド(エネポイズン)とペンタクルス(吸収)が季節S駒/コラボS駒ぐらい強いという構成は闘化アタナシアと同じですが、メタ性能の2駒がなんとなくアタナシアよりも実戦で機能しそうな気がします。
特にアルベルやツクヨミが強い現環境で特殊・雷撃魔紋は刺さりますし、アンチヒールに1枠割かなくとも召喚セットに含まれている(しかも高倍率の特殊反射で暗黒竜も見れる)というのも地味に嬉しいポイントです。
一番の問題点はアルカナ召喚であるということ
ただ、やはり一番の問題はアルカナ召喚であるという点で、召喚ターンに何もできないという欠点や、ユリシーズを引いてもアンチヒールや魔紋などが即座に打てない(召喚→配置と時差が生じてしまう)点などが実戦環境でもどかしそうではあります。
また、サブ編成のアルカナ召喚駒の宿命として、ある程度序盤に引く必要があるという点も追加の制約条件として付加されます。召喚してS駒級のワンド、ペンタクルスを消化するだけでも合計3ターンを必要としますし、最終盤にユリシーズを引いてしまうと状況を何も解決できず負けに直結する(他のS駒であれば試合を決めることができた…)という難しさが常につきまとうことになります。
さらに、アルカナ召喚によりリーダーオーラは手駒から戻ってしまうので、魔10~15で最も使われていると思われるレオニスには編成できず、必然的に非リーダーオーラのリアンツィールや魔10シアン、マニアデッキ、魔10ナルアダルアなどでの運用に限られてきます。

アルカナ召喚でオーラがデッキに戻ってしまうという点を逆に利用して、カマリ・ニヌルタのオーラ(ターン有限系ミーティア)をリサイクルするという上振れ狙いの構成が各所で紹介されています。
このデッキが最も機能する条件としては、カマリに加えて初手からニヌルタを引けており、それらが1週目終わる頃までに闘化ユリシーズを引いてきてアルカナ召喚し、さらに2週目のカマリやニヌルタを再度手駒に引き込むという幸運が重なる必要があるため、ロマン狙いのネタデッキの域は出ないとは思いますが、うまく行けば脳汁ナイアガラ状態になれる可能性があります。
竜S駒 闘化フィーロ


竜10~15条件で使用可能なアルカナ召喚で、ユリシーズと同じくサブ運用が可能です。HPは2,862と高めで、コスト20の竜S駒としては闘化ナルアダルア(2,870)に次ぐ第2位の高ステータスとなります。
コンボスキルは新スキルのヒールブレイズで、回復が重めの最大4,000アドが狙える性能となっています。
手駒に召喚するアルカナ駒は「運命の輪の具象・車輪」「運命の輪の具象・スフィンクス」「運命の輪の具象・蛇」「運命の輪の具象・守護神」の4つです。
闘化フィーロの召喚駒も、他の2駒と同じく「車輪」「スフィンクス」が季節S駒/コラボS駒並のスキル、残り2つがA駒並かA駒に毛の生えた程度のメタスキルという構成となっています。

- 運命の輪の具象・車輪:自キャラ3枚で最大3,800火球のアタッカー
- 運命の輪の具象・スフィンクス:2ターン3,600~4,000アドのフレアヒール
- 運命の輪の具象・蛇:2ターン350威圧はA駒並
- 運命の輪の具象・守護神:3ターン60%竜鱗は進化真紅のツインと同じ
竜10~15という条件を見れば、火炎に寄せた構成、火球スキル主体の構成、竜10魔6、竜10神6など様々が可能性として浮かび上がりますが、オーラとの相性の悪さを考えるとエデッサ(火炎30%バフ)や温泉ルーシュ(火炎35%バフ、コスト15)などの火炎バフやクラインなどは候補から外れてきて、ナルアダルアやライアハートなどのリーダーを盤面に出していくデッキでの運用に現時点では限られてきます。
例えば竜10魔6構成のナルアダルアデッキを想定すると、(もちろん補正にもよりますが)フルフレアやテュポーンなどが良く選ばれる印象があり、残りの1枠を真紅(闘化or進化)やヒマリなどと争う形になるでしょうか?
使いどころ・デッキが難しい
ヒマリの場合MAX4,000火球を放つために2ターンのチャージが必要なので、その枠をフィーロに置き換えてもアルカナ召喚→車輪設置のタイムラグがそこまで気にならないという考え方もあります。
しかし、同じく魔6竜6以上で使える進化真紅は即時に火球 or 3ターン竜鱗を設置できるため、「蛇」の威圧や「スフィンクス」のフレアヒールに特別な必要性を感じない限り、アルカナ召喚という部分が重荷となって進化真紅でいいかと(自分の場合)なりそうです。大抵の場合、竜10デッキにはアベル(ATK200↓の獄炎)やテュポーン(ATK600↓の獄炎)が編成されますし、フレアヒールは1ターン完結のフルフレアで補えます。

例えば火炎構成を想定すると、十字中火炎や全体火炎などの手駒状況を見ながら「相手を誘導しよう」「このタイミングで大火炎が狙えそう」と戦いを構築していくため、手駒の強制リセット→シャッフルとなるアルカナ召喚は打つタイミングが本当に難しいです。火炎デッキが事故りがちな最序盤にフィーロを引いて早めの召喚から攻勢をかけ、終盤は火炎で燃やすという展開が最良シナリオでしょうか?
一点、面白そうな使い道としては、魔のATKだけが目立って上がった補正になると、捕食魔殴りとメルヴェユール、アナンが目に見えて増えたりするので、進化真紅、テュポーン、闘化フィーロという「殴り系・魔デッキに対するメタ駒セット」でそれらをしばいていくというピーキーな(?)使い方ができるかもしれません。

(真紅2体目を持ってないので、闘化真紅は進化真紅に置き換えてください)
新御三家超駒の闘化3属性まとめ
「デッキ編成外の優秀な駒を手駒に確定で引っ張ってくる」という新体験を提供してくれた新スキルのアルカナ召喚ではありますが、実用上の評価は厳しいものにならざるを得ない気がします。
アルカナ召喚の設計上、恐らく変えようがない性質である「召喚ターンに何もしない」「手駒を戻してドロー(召喚)する」という2点が実戦ではあまりに重いと言わざるを得ず、使うシーンや利点がなかなか見いだせないスキルだという印象はどう考えても拭うことができません。
リーダー運用にしてはパワーが明らかに貧弱な一方、サブ運用では終盤に引くと難しく不安定というのも、上の問題に付随して生じてくる問題であり、厳しい面があります。
S4枚制限がない環境であれば、S連続投げ→アルカナ召喚で手駒シャッフル→さらにS投げというムーブができたと思いますが、S4環境ではそれもほぼ見込めず。
すべての幸運が噛み合ってようやく他の超駒と同等程度の働きをするスキルという今のところの印象なので、「他の超駒でいっか」で済まされてしまいそうなのはやや寂しい感じがしますね。
続く記事では御三家超駒の「進化」3体を取り上げようと思います!