
記事の順序的には本来新シーズンの環境調整のトピックなのですが、GW逆転祭の最後を飾るイベントが現在来ており、その新駒について触れたいことがいくつかあったので、イベント開催中のうちに順番を変更して書こうと思いました。
(「逆転オセロニア公式ちゃんねる」の新着オセロニア!5月3日分内の情報を引用しながら記事を作成しています。)
今年は"サウナでととのう"
毎年、「黄金」「温泉」「冒険」などのテーマに沿った駒が追加される5月イベントですが、今年は「ととのいフェスタ'25」と名付けられ、サウナにちなんだ設定の駒が追加されています。前編・後編が開催され、それぞれでA駒のラインナップは変わりますが、S駒は共通となっています。
過去の5月イベントで登場した駒には、特定デッキのテンプレになるような優秀な駒が多く存在しているため、今回の新駒を獲得するついでにそれらもなるべく回収しておきたいところ。
5月イベントで排出される優秀な駒、ユニークな駒については、以前こちらの記事でまとめましたのでそちらもぜひ覗いてみていただきたく。
「ととのうフェスタ'25」で新登場のS駒(前後編共通)
今回の新駒の性能について簡単に触れていこうと思います。
[ほかほかロウリュ] キクリヒメ

印:導師印
神6以上というゆるい条件、導師印というS駒のコストマイナス機会が圧倒的に多い印など、今後のカップ戦でお世話になる予感がビシビシと伝わるキクリヒメ。
1,400のベースに120上昇のコインオルス形式なので、スキルの特殊ダメージは6ターン目後攻で3,320、8ターン目後攻では3,800というイメージ。
コンボは自分のキャラx2.5倍上昇とやや渋く、できれば召喚と組み合わせたいところ。カップ戦で相手のHPを27,000と仮定すると、自分のキャラ駒が4枚で2,700 (=10%)、5枚で3,240とやや控えめな印象。
導師印のS駒といえば、ゆんゆんや五月&らいはなど魔竜構成が選択肢に浮かんだりしつつ、なんだかんだシエンティアと闘化ヴィクトリアだったり、ヴィーナスからX進行ゴリゴリしたりする、カップ戦で見慣れた例のあの印なのですが、特に個人的には闘化ヴィクトリアに全幅の信頼を置いていて、終盤にヴィクとこのキクリヒメでコンボ絡めて一気に畳み掛けたら強そうと思ったりしてしまいます。引けるといいな。
[蒸熱乱舞] アスモデウス

印:御伽印
リーダーが攻撃力アップで使える吸収コンバートなので、コンバートデッキではなく混合殴りデッキなどで使用する駒です。
混合条件で使える吸収コンバートには、例えばアンネロッタや4周年オルプネー、闘化グレナ、進化シャウラなどが存在ますが、そのうちアンネロッタ、闘化グレナ、進化シャウラはコンボがコンバート倍率アップのため、ラニや混合フェリヤなどの混合殴りデッキで使用可能なのは実質的に4周年オルプネーとサウナ・アスモデウスに限定されます。
そして、周年オルプネーのコンボは通常攻撃依存の特殊ダメージのため、純粋なバフコンボを持つ混合デッキ用吸収コンバートとしては初めてのS駒ということになります。
これらの吸収コンバート駒をx1.4バフリーダーで使用した際の吸収量(1枚返し時)を以下に示します。
【参考】x1.4バフリーダー時の吸収量
アンネロッタ:1,463
周年オルプネー:1,536
闘化グレナ:1,602
進化シャウラ:2,100
サウナ・アスモデウス:2,205(自キャラ2枚以上時)
サウナ・アスモデウスは、自キャラが1枚(つまり初手など、アスモデウスだけのとき)の場合は変換倍率70%と微妙ですが、素のATKの高さと140%という倍率の高さにより、過去に登場した混合条件の吸収コンバートスキルを持つどの駒と比べても高いアドバンテージを獲得できます。
進化シャウラはをよりバフ倍率が高いセメレーリーダーのコンバートデッキで使用するとようやく吸収量は2,250となり、サウナ・アスモデウスを少し上回りますが、それでもほぼ変わらぬ吸収量。コンボとつなげると一気に戦局を変えられるあのシャウラとほぼ同じ吸収量というのはちょっと驚異的。
捕食スキルを持つイシュタルは2,606火力に2,085回復で計4,691アドバンテージで、4,410アドのアスモデウスは少し劣りますが、超駒のイシュタルに肉薄するアド量を持つほか、シールドや罠に関係なく回復できるというイシュタルよりも明確に優れた点もあります。HPも2,458とかなり高め!
[サウナ耐久中] ガイ

印:英傑印
魔10条件の2,800火炎~3,800回復というフレアヒールに、コンボは火力寄りのヒールブレイズ。
フレアヒールというとどうしても上位互換としてフルフレアがちらつくこともあり、アド量的にも基本的にはカップ戦などの低コスト帯が主戦場。
英傑印のS駒には空閑遊真や第1弾アクア(チャージ毒)など魔10条件の強力な駒もいるので、そのような駒と一緒に編成することになる月も来るかもしれません。必須まではいかなくとも、カップに力をいれる人は獲得できたらラッキーな駒かなと思います。
「ととのうフェスタ'25」で新登場のA駒(前編)
[涼やかな水風呂] サリーグ

印:勇猛印
竜神デッキで使える神のA駒というのは意外と枠がまだ空いている印象で、グローリーの竜神ナルアダルアなどでもエヴリン、エンデガ、アラジンはほぼ確実に編成されるとして、残りの枠は千歳と桐葉、納涼・オーリック、ダフネ、シェムケリー、水光姫など人によってばらつきがある印象。
サウナ・サリーグは、序盤から終盤まで腐らないステラストリームを持っています。序盤に火力、中盤にアド拡大、終盤にシールド(フォース)という構成も合理的。
ナルア竜神ではナルアダルアを初手に切ればよいですが、そうはいかないクライン竜神などでは、納涼・オーリックやダフネを初手切りしてしまうとコンボが無いことに付け入られてしまうリスクがあります。サウナ・サリーグも囁きバフコンボのため悪用される可能性は無いとは言えないですが、コンボが無いよりは幾分マシ。
個人的には、7月以降のグローリーで解禁されたら竜神デッキに編成してみたい駒です。
[溶けるうさぎ] ピララレータ

[溶けるうさぎ] ピララレータ
印:西方印
(捕食)魔殴りで使用できる、火力と捕食を兼ねた駒。
同様のスキル形式の駒としては格闘・アラクネ、音楽祭・マイティが挙げられますが、それらと比較すると捕食よりも火力に寄ったスキル構成です。マスティマリーダーで使用時(x1.2バフ)には、1枚返しで1,882火力に659捕食であり、このときのマスティマの捕食量(20%)は376となるイメージです。
【参考】
火力 :サウナ・ピララレータ > 格闘・アラクネ > 音楽祭・マイティ
捕食量 :音楽祭・マイティ > 格闘・アラクネ > サウナ・ピララレータ
アド量(スキル単体) :音楽祭・マイティ > 格闘・アラクネ > サウナ・ピララレータ
アド量(リーダー捕食含む):サウナ・ピララレータ > 格闘・アラクネ > 音楽祭・マイティ
これを見て分かるように、サウナ・ピララレータは最も火力に寄った性能をしており、捕食量は一番少ないです。
スキル単体のアドバンテージ量を計算すると、音楽祭・マイティが最も多く、次いで格闘・アラクネ、サウナ・ピララレータと続きます。
しかし、ピララレータは3者中で通常攻撃ダメージが最も高いことから、マスティマリーダーの捕食量が一番多くなり、マスティマによる捕食量まで含めてアドバンテージ量を計算するとサウナ・ピララレータが一番優れているという結果になります。
捕食魔殴りは人によって構成が違うと思いますが、自分の場合、最も中途半端な立ち位置のアラクネと入れ替えになるかなと思っています。捕食はマイティ、火力はピララレータという立ち位置で。
もしくは、最近エイシェトという壊れ級のSアタッカーが追加されたので、火力は彼女に任せて、捕食A駒3枚積みという選択肢もありかもしれません。捕食で食いつなぎながら、パズズとエイシェトの2枚のチャージを溜めるイメージで。
誰と入れ替えるのかは人それぞれかと思いますが、サウナ・ピララレータは、今後のテンプレ入りが十分に有り得る性能をしていると思います。
[ウィスキング] ヘケト

印:人道印
神6以上のブレイズホーリーで、合計1,700アド。コンボは最大1,800火力。
数値は競合の駒(例えばランタイコス・ルルカなど)に比べるとやや劣りますが、この駒の良さは神10竜6でも竜10神6でも、神6以上の混合でも使える条件の緩さだと思います。
ランタイコス・ルルカやちょむすけなどが未所持の人は代用駒にもできる他、いつかカップ戦で役に立ちそう。
「ととのうフェスタ'25」で新登場のA駒(後編)
[整うひと息] アニス

印:妖魔印
神6条件のリポーズ、コンボは盤面の駒数参照の特殊ダメージは、魔6条件の周年イシュケと似た雰囲気のスキル構成。
デッキ条件のない水光姫や楔デッキのレーシィなど、同様のスキルを持つ駒は多いため、この駒でないといけないという理由は希薄そう。カップ戦でもリポーズは刺さることほぼ無いしなぁ。
[苦しい苦しいその先に] 紅

印:闘士印
サリーグ、ピララレータに続く今回の個人的な目玉A駒。「今後、絶対にエレメントには手を出さない!」という人以外はなるべく確保しましょう。
サウナ・紅は両面トライレゾナンスを持つ初めてのA駒で、1色ずつで最大アドに達するスキルの軽快さが強み。翠の効果はおまけ程度のため、蒼と紅だけで打ってしまっても問題がなく、速攻性能も高いです。スキルは最大で2,800アドバンテージ(2,600火力+回復)。
コンボは蒼1、紅1、翠2で最大アド3,200(2,700火力+500回復)に達し、現時点でのA駒として破格コンボのカルメロ(最大4,00アド)、ルカ・リーリ(最大3,500アド)、ジェナ(最大3,300アド)に次ぐ強力さ。
ジェイラスのトライレゾナンスは紅のみ2つ必要とする他、コンボはプロスペールのバフの恩恵を得られないベノムマギアでしたが、サウナ・紅は両面バフの恩恵を受けることができて、そのときスキル・コンボはそれぞれ最大3,136、3,840アドバンテージにまで達します。
エレメントデッキの現状のスタメン確定です!
[癒やしの番長] バンディー

印:闘士印
スキル剛竜術、コンボ火竜術の竜血デッキ向け。
スキルで竜血5消費、コンボで6消費ととにかく省エネであることがトピックで、竜血1消費あたりのダメージとしてはスキルが340 [ダメージ/竜血]、コンボが300 [ダメージ/竜血]という効率の高さ自体はこれまで登場したA駒の剛竜術スキル、火竜術コンボの中でいずれもトップです。
しかし、火力が低い点がなんとも…。
スキル1,700は、竜血を1つも消費しないにに&ももに並ばれていますし、他デッキに目を向けても1ターン火力が2,200~2,400程度になってきつつあるA駒群と比較するとどうしてもスピードで勝負できません。試合終盤に自傷リスクのある竜血デッキなのに、竜血管理など考える必要もない他デッキのA駒に火力で負けていてはちょっとお話になりません。
現時点でもカップ戦でしか枠は無さそうかなという印象です。
まとめ
粒ぞろいな印象の5月ガチャの例に漏れず、「ととのいフェスタ'25」も優秀な駒が多い印象のイベントでした。
吸収コンバートのアスモデウスや竜神デッキ向けのサリーグなども勿論ですが、特に紅はプロスペールとニアーヤの追加で一線級のデッキパワーを獲得していそうなエレメントデッキをもう一段強化する必須級パーツとなりそうです。
既に前編は終了して後編が始まっていますが、個人的な状況を報告させていただくと、私が本イベントでどうしてもゲットしたかった金色・ベルーガを前編の天井まで回して獲得できました。
これから竜血デッキやナルア竜10デッキで獄炎運用できる嬉しさと、昨年末から続き途切れることのなかったイベントラッシュによる私のかけらの息切れ感、駒バンクが既にパンパン問題など、嬉しさと困り感の同居した複雑な感情に見舞われている状況ではありますが、新シーズンの対戦環境は色々と変化が置きている印象もあります。
そこで、次の記事では新シーズンの環境調整を中心に記してみたいと思います。