
少し前の話にはなりますが、皆さん先月もカップ戦お疲れ様でした。前回は竜神デッキが強かった月でしたね。
私は沖田総悟も周年ツクヨミも運良く手に入れることができ、それなりのデッキを組めた感触はありましたが、序盤にデッキの迷いから沼ったことが災いして安定のスーパースターとなりました。せっかく、途中にカップ戦では初めての15連勝ができたにもかかわらず、初レジェンドに届かなかったのは精進が足りない証拠。もうすぐやってくる次回は前哨戦を7戦で終わらせずに、練習をきちんと頑張ります(毎回言っている)。
さて、今回はそんなカップ戦のデッキ構築に大きく関係する「印」についての話題を。
印を知ると追うべき駒の見極めに役立つ
オセロニア歴の長い人は印がどういうものか良く知っていると思いますが、始めたばかりで歴が浅い人にとっては「実際のところ印って何?」っていう方も多いのではと思います。
しかし、印についての知識を持っておくと、特に季節イベントやコラボイベントなどで登場した新駒が、その主戦場たる低コスト帯のカップ戦で活躍しそうかどうかを見極めるのにある程度役立ちます。
ある駒が優先して獲得しておくべき駒なのか、スルーしても問題なさそうな駒なのかを自分の中で判断できるようになれば、次から次へとやってくるガチャイベントの中でも無駄なかけらの消費を抑えることに繋げることができるため、持続可能なソシャゲへの向き合い方としては重要なことだと考えます。
もちろん「性能関係なくキャラクターの好みで集めているよ!」という方もいるとは思いますが、低コスト帯での運用も含めて性能を基準に引いているという人は抑えておきたい知識です。
オセロニアにおける「印」って何?
オセロニアにおける「印(いん)」とは、全ての駒に割り振られた種族みたいなもので、執筆時点で現在19種類の印が存在しています。
元々はキャラクターモチーフのシリーズごとに大体決まっていた(例:三国時代の人物→三国印、戦国時代の武将等→戦国印、天使に関する神属性キャラ→天界印など)ように思いますが、最近はあまり関係なく割り振られていることが多いような気がします。
「印」が実際に意味のあるものとして登場するのはカップ戦という月1回開催されるコンテンツのみで、シーズンマッチやロイヤルバトルなど他のコンテンツでは特に意味を持たないパラメータです。
優秀な印とそうでない印とは?
よく、駒性能の解説動画や記事などで「印が優秀」「〇〇印なので獲得しておきたい」などの表現を目にする方もいるかもしれませんが、ある駒が持つ印の良し悪しは一体どういう観点で評価されているのでしょうか?
それは、その駒がカップ戦での活躍が期待できそうな印を持っているかどうか、という点になります。より具体的に説明すると、以下の2点に集約できると考えています。
- コストマイナスが多い印と少ない印
- 同じ印を持つ他の駒とのシナジー
コストマイナスが多い印と少ない印
カップ戦では、月ごとにそれぞれの印のコスト増減が発表され、コストが-2や-1の駒を中心に編成することになります。では、どの印も均等にコストマイナス機会が用意されるかというとそうではなく、コストがマイナスされやすい印とされにくい印が存在しています。
参考までに、ここに一つのデータを示します。

これは、2023年2月から2025年2月までの約2年の間に開催されたカップ戦において、印ごとにS駒のコストがどれだけの回数プラス/マイナスされたのかを示しています。
これを見ると、S駒では例えば導師印、御伽印、闘士印、術士印あたりの印がコスト-2される機会が多かったことが伺えます。
逆に、天界印や魔界印、獣使印や叡智印は過去2年の間に一度もコスト-2になっておらず、天界・魔界の両印はコスト-1すらされていないことが分かります。天界印と魔界印はそれぞれ、主に神属性、魔属性の超駒など強力な性能の駒を多く含んでおり、カップ戦においてコストが下がらない印として設定されています。
また、西方印、勇猛印、妖魔印は2023年9月実装の比較的新しい印であり、1年半ほどの期間しか経過していないにもかかわらず、既にそれぞれ3回あるいは2回もコスト-2の機会を得ていることも注目に値します。
続いて、Aの駒のコスト増減についても同様に見ていきます。

A駒で、ここ2年間の間に2回以上コスト-2されたことがある印としては修羅印、西方印、御伽印、叡智印、英傑印が該当します。特に修羅印と西方印は5回も対象になっている一方で、1度もコスト-2になっていない印が8つも存在するなど、コスト増減の機会に偏りが存在することが分かります。
特に西方印は、上述の通り2023年9月に実装されてから既に5回もコスト-2の恩恵を受けており、最近のカップ戦ではかなり優遇される機会が多かった印ということになります。
ここ最近のカップ戦で魔竜(混合)や竜神など比較的新しめのデッキタイプが強い月が多いのは、このような新しめのデッキタイプ向けの駒が西方印や勇猛印のS、西方印のA駒等に集中していて、これらの印が頻繁にコスト優遇を受けているためです。
今後行われるカップ戦でも、上に示した過去2年間のコスト優遇の傾向が続くという保証はありませんが、コスト優遇されやすい印とされにくい印、ほぼコスト優遇が見込めない印が存在することを知っておくのは有効だと思います。
同じ印を持つ他の駒とのシナジー
もう一つ見ると良い点としては、同じ印に他にどのような駒が存在しているかという点です。
特に選択肢がA駒ほど豊富ではなく、デッキを組む際に軸になるS駒については、図鑑の絞り込み機能を利用してその印の他のS駒を確認してみて、組みたいデッキ(例:神単、魔竜、混合など)が組めるラインナップが揃っていそうかを確認してみると良いと思います。
ここで一例として、勇猛印を持つS駒を図鑑の絞り込み機能で調べてみます。

これを見ると、ロロアーナ(No. 6648)、闘化ドロッセル(No. 6688)、闘化クリスマス・クロード(No. 6718)、闘化ガープ(No. 6826)など、魔6竜6以上の条件で組める優秀な駒が充実していることが分かります。
今後、例えば勇猛印を持つ魔竜条件のS駒が新たに登場し、それが性能的にも良さそうならば、既にデッキを組める土壌は整っていることから「これは確実に狙うべき!」というような判断が下せます。
いざ勇猛印Sがマイナスになれば、その他のコストマイナス印も合わせて確認しながら、「クリスマス・クロードの火力は優秀だけど、チャージがやや重いから、こっちにするか」などと、デッキを組む際の新たな選択肢として活躍するようになるわけです。
魔S駒よりは神・竜S駒
ここで、印とは直接的には関係のない話なのですが、低コスト帯を念頭に置いたS駒に対する考え方を一つ。
神S駒は言うまでもなくもともとHPが高めに設定されていますが、最近の火球系竜S駒はそれに匹敵する高いHPを与えられており、それに比べると魔S駒のHPはやや見劣りがするというのは皆さんもご存知のところ。
そして、カップ戦などの低コスト帯では、なるべくデッキHPを高く設定するというのが重要な視点になってきます。
デッキ構築においてS駒のHPがデッキHPに与える影響は大きく、デッキHPをなるべく高く保ちたいのであればS駒は高HPの神駒や竜駒を優先して編成したほうが良いというのは有効なライフハックです。
例えば一例として、A駒の御伽印と西方印、妖魔印が下がったカップ戦を想定してみます。実はこの御伽印と西方印のA駒たちは、最近しばしば起こる「魔竜カップ」の中心的な登場人物たちだったりします。
ここではライアハートをリーダーとし、魔10竜6デッキをそれぞれ①竜S駒2枚+魔S駒1枚、②竜S駒3枚の2種類の組み方で組んでみます。S枠を闘化ガープ正月ルルディオで入れ替え、A枠の異世界ペレツとルチナの差し替えで帳尻を合わせています。

そして、魔Sを採用しないで竜S3枚で固めた方がHPが高い
すると、S枠とA枠のたった1駒ずつの入れ替えだけなのにもかかわらず、HPに333の差が生じています。
これは、HPが低い魔Sのガープと高HPの正月ルルディオのHP差(474)が大きく響いており、それを異世界ペレツ→ルチナの差分(141)で取り返せていないことに起因しています。
このように、HPの低い魔S駒を編成してしまうとデッキHPに響いてしまうため、それを魔駒特有の火力の高さで取り戻すなど明確な狙いがない限りは神Sや火球系竜S駒を優先してデッキを組んだほうがよい、という結論になりがちです。
HP333の差は、カップ戦という火力がそこまで高くないコンテンツにおいては1ターン耐えるかどうかを十分に左右しうるHP差になってくるため、魔S駒は総合的なデッキ火力等と相談しながら慎重に選択すべきなのです。
したがって、カップ戦等の低コスト帯を意識した駒集めの視点で見てみると、魔S駒よりも神S駒や火炎・火球系の高HP竜S駒を優先して追いかけるべきという基本的な方針を定めることができます。
(中には魔S駒の高い火力・アドの方が競争力を発揮しやすい場合もあるため一概には言えず、あくまで一般論としての基本方針になるため、個人の懐事情などと相談しながら追いかける駒を決めてみるとよいかと思います)
まとめ
- 「印」はすべての駒に付随する属性のようなもので、カップ戦のルールで意味を持つパラメータである
- カップ戦で優遇されやすい印とされにくい印がある
- 同じ印の中でのデッキリンク条件等のシナジーや、デッキHPと火力のバランスなどを勘案しながら、狙うべき季節駒やコラボ駒を定めると良い
このあたりを押さえておけば、オセロニアにおける「印」の理解としてはかなり実用的な知識が身につけられたと言ってよいと私は思います。
それでは皆さま良きオセロニアライフを!