オセロニア「論」

思考や情報の整理のために書いていきます。

新御三家超駒を予想する!(2024 2nd SEASON)

2024 2nd SEASONを目前に控える中、いよいよ本日に迫った配信で1st SEASONのまとめとともに発表される新超駒。

毎回、シーズン区切り(1月、5月、9月)開催の超駒パレードで追加される神、魔、竜の3駒(それぞれ進化・闘化で計6駒)は、いわゆる御三家と呼ばれ、平常の超駒に比べても性能が一回り高い、そういう印象を与える真の意味での「超駒」です。

新シーズンの環境を作っていく駒たちになるので、必ずゲットしたいところです。

最近の御三家の傾向分析


さて、2022 2nd SEASON以降の御三家を図にまとめてみました。これを見ると、いくつか分かってくることがあります。

御三家の持つスキルについて分かること

① 闘化は新スキル、進化は既存スキル持ち

御三家は基本的に、闘化が新スキルを備えて登場することが最近の傾向となっています。直近の新スキル「ディザイア」を備えたスゥ、フェルグ、ナルアダルアもまさに今シーズンの環境を作ってきた駒達でしたよね。

そして、進化は既存スキルを備えています。新スキルには当たり外れがある印象ですが、既存のこちらはどれも使いやすく、かつ強力な性能となっていることが多いです。

② 進化の1つがリーダースキル(最近は例外あり)

直近の2回は例外となっていますが、それまでは進化の3駒のうち1つがリーダースキルを持っていることが定番でした。

2022 2nd SEASON以降、咆哮スキルを持つ村正、速攻竜リーダーのティアマト、雷撃神囁きリーダーのギルガメッシュ、魔竜火球リーダーのオイフェと続いてきました。

2023 3rd SEASONでは新スキル自体がリーダースキルのため、闘化が全員リーダースキル持ちとして登場しました。

そして2024 1st SEASONでは闘化ナルアダルアがリーダー条件のあるディザイアスキルでした。

今回はどんなデッキにリーダー駒が割り当てられるでしょうか?

③ 進化は長ターン化を意図したスキル(チャージ、デバフ、防御系)が多い

進化の既存スキル持ちをよく見ると、そのスキルはチャージや相手駒参照、駒総数参照といったターンが経過するほど高性能になるものや、回復、吸収、フォースなど防御系スキルでターンを長引かせるものが多く目立ち、ターン数を長引かせたい運営さんの意図を感じ取ることができます。

なんというか、序盤から高火力を連続できる「駒投げ環境」にはしたくないんだぞ、という明確なメッセージだと私個人は受け取っています。

この長ターン化はしばしば言及されているような印象がありますが、実際にはどれくらい実現されているんでしょうかね。スキル自体は確かに長ターンを見据えたものではありますが、例えば前回の進化スゥなど、召喚環境ではかなり軽い感覚で最大火力の4500雷撃+特殊ダメージを出せる壊れ駒のような印象を結果的には与えてしまうものも中には混ざってしまっているようには見えます。

あとは、進化がせっかく長ターン化を見据えている反面、闘化の新スキルが環境を加速させてしまってない?と思うこともあります。

例えば「オーダー」はかなりテンポ良く高アドを稼いでいきますし、「ディザイア」も終盤の火力を底上げしてフィニッシュ力を上げる側面もあります。

とはいえ、きちんと長ターン化は意識しているんだよ、という気持ちは個人的に感じ取ることができますね。

どんな強化が来るかを予想!

新駒の性能予測なんてできるはずもないんですが(笑)、ここ最近の強化トレンドからどのデッキの強化パーツが来そうかな、という荒い予想をしていこうと思います。

最近目立つ強化トレンド

最近のイベントやコラボ等で特に強化の波が来ているな、と個人的に感じるデッキは以下のような感じです。

  • 神駒:ウィブ天楔、囁き、混合、マナ
  • 魔駒:魔単、魔竜、エレメント、魔殴り
  • 竜駒:速竜、魔6竜6火球、神10竜6火球、竜血

予想の前提として、上記の最近の強化トレンドに沿った強化パーツが超駒で登場する、と仮定を置くと、今回登場しても不思議ではない強化パーツは以下のようなデッキ向けかなと思いました。

神駒:マナ

最近のブルーロックコラボで潔世一&蜂楽廻という駒が投入されたことも記憶に新しいウィブ天楔デッキには、少し前にドゥムジという強いやつが超駒として追加されています。

神囁きとしてはギルガメッシュや、前回の超駒パナケイアが投入されており、混合向けにはスゥやアトラスが追加されています。

マナデッキは、4月の強駒パレードでラージッカ、2月にクロチルドとA駒の強化が入っており、また正月の超駒パレードに新A駒としてエリダが登場しており、A駒の底上げが着々と進行している感があります。

一方で、マナ専用S駒としては2022年8月登場のヤタガラス以来、超駒が来ていないことを考えると、そろそろマナ強化があっても驚きではありません(御三家としてマナ強化が来るかは正直微妙だとは思いますが)。

魔駒:(エレメント)、魔殴り

最近着々と強化が進む魔単デッキには闘化フェルグという壊れ級が追加されたばかり、闘化エリスも魔単向けです。

魔竜はかなり力の入った強化を受けていますが、魔竜で使える超駒としては進化アスモデウスや進化フェルグが登場済みです。

エレメントは進化エリスが来たばかりですが、まだまだ強化が必要だと思っています。エレメントに今一番必要だと思うのはS駒リーダーですが、個人的にS駒リーダーはDual Evolutionなどの強化イベントで来るのでは?と思っているので、閃撃のゲイ・ボルグに当たる駒でしょうか?

あとは、強駒シェラハの追加など、昔に比べてかなり強くなってきた感のある(捕食)魔殴りですが、パズズ、メドゥーサ、シェラハの残り枠として入ってくる余地のある進化ベルゼブブは、2018年1月の駒(!)ということもあり、そろそろHP的にも代替が登場して良さそうに見えます。

竜駒:竜血、火炎

速攻竜としては捕食ナルアダルアが来たばかり、魔竜もオイフェ、フルフレア、闘化ナルアダルアとかなり力を入れた強化を既に受けています。

やや回復に軸足が置かれた印象のある神竜デッキは、まだデッキのコンセプトが十分に見えてきていない感があります。

竜血はフルフレアという大きな強化の他に、3月のDeck Driveでも強い駒達が追加されてかなり強くなってはいますが、「竜血=弱い」という先入観を払拭するためにももう一歩、大きめな強化があっても良いのではないでしょうか?現状は火炎駒にキャリーされている印象も多少あるので、火炎駒が不要なぐらい強化されて閃撃デッキと同様の道を歩むのも面白いと思います。

あとは、環境的に火炎がかなり強くなってきているので、ここらでもう一度火炎の強化があってもインパクトがありそうです。

まとめ

正直なところ、御三家超駒としてマナやエレメント、竜血といったマイナーデッキ向け強化が投入される可能性はかなり低いとは思いますが、仮にそこに力を入れてきたら新デッキに対する姿勢としてかなり力強いメッセージになるとは思うので、個人的には期待したいですね。